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おっとりした口調ながら親友を裏切り…元NMB48・渋谷凪咲(28)が才能を開花させるまで

文春オンライン / 2025年2月2日 17時0分

おっとりした口調ながら親友を裏切り…元NMB48・渋谷凪咲(28)が才能を開花させるまで

「人の感情が欠落した殺人鬼役を演じていますが、あの笑顔のまま犯行に及ぶ怪演ぶりが話題です」(エンタメ誌記者)

 今クールで2作品に出演し、女優として引っ張りだこなのが渋谷凪(なぎ)咲(さ)(28)だ。

◆◆◆

ギャップのある役が評判に

 大阪府出身の渋谷は、2012年にアイドルグループ「NMB48」に第4期生として加入。

「柏木由紀に憧れてアイドルを志した。天真爛漫なキャラでフロントメンバーに抜擢され、23年にグループを卒業しました。昨年、ホラー映画『あのコはだぁれ?』で初主演を飾るなど女優業を本格化させており、現在放送中のドラマ『地獄の果てまで連れていく』(TBS系列)と『私の知らない私』(読売テレビ・日本テレビ系列)の2作品に出演中です」(同前)

「地獄〜」では主演の佐々木希に復讐される殺人鬼役、「私の〜」では主人公で親友の小野花梨を裏切る役を熱演。

「おっとりした口調と人の好い笑顔のイメージが強いだけに、実は腹黒というギャップのある役がハマっている」(同前)

プロの芸人も顔負けの“お笑いセンス”

 そんな渋谷の武器の1つが“お笑い”。NMB在籍時代からバラエティ番組にもたびたび出演していたが、とくに玄人はだしなのが大喜利だ。

「プロの芸人も顔負けの発想力で『IPPON女子グランプリ』(フジテレビ系列)でも好成績を残すなど実力派。『無理にボケようとは思わずに、その問題についていったん真剣に考えてみる』という独自の理論を持っている」(同前)

 その情熱は本物のようだ。在阪テレビ局員も語る。

「番組内で大喜利をしたとき、撮れ高はすごくよかったのですが、本人は納得できなかったよう。収録が終わった後も、ずっと1人で反省会をしていて『次回はもっと頑張る』と悔しそうに漏らしていました」

ストイックすぎる!? 渋谷のマイルール

 そんな渋谷には、ストイックすぎるルールがある。

「『新幹線でグリーン車には乗らない』というものです。以前、出演番組でその理由について“テレビ局から交通費を出してもらうだけでも有り難いのに、プラス5000円でグリーン車に乗って収録でなにも結果を出せなかったときが申し訳ない”と語っていました」(前出・記者)

 だが、少々優等生すぎるコメントではないか。実際は演じる役どころと同様の“腹黒”素顔が隠されているのでは……と思いきや、実は小誌記者は昨年7月頃、このルールが遵守されている姿を目撃していた。記者が大阪での取材を終えて帰京する際、新大阪駅で渋谷と偶然遭遇したのだ。渋谷は女性マネージャーと一緒に一般車両の座席に着席。他の客も気づく様子はなかった。

お笑い好きの母親と、警察官の父

 お笑い好きで真面目な性格は、家族譲りのようだ。

「お笑い好きだった母親の影響で、小学生のころに一緒に上沼恵美子のラジオを聞くのが楽しみだったとか。一方、父親については出演番組内で『警察官』と明かし、父から護身術を学んだとも語っていた。母親に止められるまで一緒にお風呂にも入っていたそう。『お父さんの若いバージョンと結婚したい』と言うほどのファザコンぶりです」(同前)

 いまも現役警察官の父に大阪の実家で話を聞くと、娘と同じ朗らかな笑顔で答えた。

――大喜利が得意。

「いや〜、私からしたら娘があんな発想するとはね(笑)。天才的な回答かはわからないけれど」

――番組で父の職業も明かしていた。

「もともとは刑事でした。事件取材で記者さんが家まで来るとは聞いていたんですけれど、まさか私にも……(笑)」

 胸を張ってグリーン車で父に会いに行ってほしい。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年1月30日号)

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