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「今年の坂本さんはかなり打つと思いますよ」巨人・坂本勇人(36)の復活を年下の岡本和真が熱弁するワケ

文春オンライン / 2025年2月10日 7時0分

「今年の坂本さんはかなり打つと思いますよ」巨人・坂本勇人(36)の復活を年下の岡本和真が熱弁するワケ

©文藝春秋

 2月1日、宮崎でキャンプインした巨人。チーム本隊から離れて独自の調整を許される「S班」で始動したのが、チームで長野久義外野手(40)に次ぐ2番目の年長者となった、坂本勇人内野手(36)だ。

 昨季は109試合に出場も規定打席に届かなかった上、打率も2割3分8厘と振るわず、二軍落ちも経験。阿部慎之助監督からもレギュラー起用を明言されていない。

岡本は「今年の坂本さんはかなり打つと思いますよ」

 しかし、昨季まで主将を務めた主砲・岡本和真内野手(28)は、周囲にこう語っているという。

「今年の坂本さんはかなり打つと思いますよ」

 果たして、そう断言する理由とは。球団関係者はこう解説する。

「あまり知られていませんが、じつは坂本と岡本は同じトレーナーのジムで、最新理論のもとでトレーニングしているのです」

 2人が取り入れた最新理論が、アメリカ発祥の「ウェックメソッド」。

「回転や上下半身の連動、聴覚によるフィードバックを基にした最新の運動理論とされます。棍棒のような道具を様々な体勢で振ったり、中から砂の音が鳴る、握りこぶし大のトレーニング器具をタイミングよく振るメニューなどがある。先端に重りのあるものをスイングし、静止することで体幹を鍛えることに繋がるそうです」(同前)

「坂本さんの動きがめっちゃ良くなってます」

 この理論を取り入れたのは岡本が先だというが、その岡本は、

「坂本さんの動きがめっちゃ良くなってます」

 と、先輩の復活に太鼓判を押しているという。

「坂本は2023年途中に遊撃から三塁に転向しましたが、昨年は三塁手として初めてゴールデングラブ賞を受賞しました。守備は衰えておらず、これで“かなり打つ”ことができれば、完全復活となる」(前出・球団関係者)

 三塁が坂本で固定できれば、岡本にとっても負担軽減になる。

「岡本は昨年、一塁、三塁、左翼とレギュラー選手の穴埋めのために守備位置をたらい回しにされました。本人は最近になっても周囲に『俺がレフトを希望しているみたいな記事が出てたけど、そんなこと言ってない。ただ、どこになるかハッキリしてほしい』とボヤいていました。三塁が埋まるだけでもありがたいはず」(同前)

 肝心の坂本は周囲に、

「いやいや、遊びみたいなもんやから」

 と煙に巻いていたが、

「自主トレの最中には、岡本から棍棒状の器具の握り方を真剣に教わる場面もあった」(巨人の番記者)

 昨季はまさかのCS敗退となった巨人。ベテランの復活でリベンジとなるか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年2月13日号)

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