眞子さまと絢子さま “恋愛結婚とお見合い結婚”それぞれのご選択

文春オンライン / 2018年7月12日 7時0分

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絢子さまと守谷慧さん ©JMPA

「私に守谷さんを紹介した母の思惑がどうであったのかはわかりませんが、2人でさまざまな場所へ行き、時間や思い出を共有していく中で、自然とお互いに惹かれあい、今日という日を迎えられましたことは、両母親のつないだ素敵なご縁だったのかなと思っております」

 7月2日に行われた高円宮家の三女・絢子さま(27)と日本郵船に勤務する守谷慧さん(32)の婚約内定記者会見は、笑顔がたえないお二人の初々しい様子がほほえましく、終始和やかな雰囲気だった。

 この日、冒頭のようにご自身の思いを語られた絢子さまは、ローズピンクのドレスをお召しになり、胸元と七分丈の袖口にあしらわれた上品なレースがとても魅力的だった。お印である「葛」の花の色のようでもあり、20代だからこそお似合いになるニュアンスのあるお色味が、絢子さまの健康的な肌色によくお似合いで、胸の下にタックをとったデザインで体型をうまくカバーされながら、立ち上がられたときのラインが実に美しいドレスだった。お相手の守谷さんが、同系色のピンクとアイボリーのストライプ柄ネクタイを合わせていたことも、お二人の仲睦まじさをうかがわせる演出だったといえるだろう。

 とりわけ、大きなリボンのようなデザインの帽子は印象的だった。美智子さまにご婚約内定を報告されるため、母の高円宮妃久子さまとご一緒に皇居へ向かわれる車中でも、絢子さまは同じ帽子を身につけていらっしゃった。

まるで違う印象を持った関係者は少なくなかった

 昨年9月3日に行われた秋篠宮家の長女・眞子さま(26)と小室圭さん(26)の婚約内定記者会見とは、まるで違う印象を持った関係者は少なくなかった。記憶に残っているのは、ミントグリーンのドレスに御髪をアップにまとめられた眞子さまのお姿だろう。このとき、眞子さまは帽子をお召しになっていなかった。

眞子さまと小室圭さんの記者会見は「ホーム」で

 この違いは、記者会見が行われた場所が異なるためだとも考えられる。皇族方は、帽子を「外出されるとき」に身につけられるそうで、絢子さまの場合は、紀宮さま(現・黒田清子さん)や姉の典子さま(現・千家典子さん)と同じく、皇居・宮内庁へお出ましになって記者会見を行われたため、帽子をお召しになったのではないだろうか。

 眞子さまの場合は、ご自宅である秋篠宮邸と同じ赤坂御用地内にある「赤坂東邸」で婚約内定記者会見を行われた。いわゆる「ホーム」ともいえる場所だったため、帽子は身につけられず、現に記者会見当日に天皇皇后両陛下へのご挨拶のため、半蔵門を通過された際は「正装」として帽子をお召しになっていた。

小室圭さんは「Martin Scholarship」で授業料全額免除

「ご心配をおかけしまして申し訳ございません。落ち着くところに、落ち着きますので」。秋篠宮妃紀子さまは、周囲へこう洩らされたことがあったという。それからしばらく経った7月5日、アメリカ・ニューヨークのフォーダム大ロースクールが、大学の公式サイトで「ケイ・コムロ 日本のプリンセス・マコのフィアンセが入学へ(Kei Komuro, fiance of Princess Mako of Japan, to attend Fordham Law)」と発表した。小室圭さんが8月からフォーダム大ロースクールへ入学し、授業料が全額免除される「Martin Scholarship」という奨学金を受けることが明かされた。

 今年2月6日に眞子さまと小室圭さんの結婚2年延期が発表されて、半年の節目で、小室圭さんは3年におよぶアメリカ留学へと旅立つ。紀子さまの「落ち着くところ」というお言葉によって示唆されたのは、何だったのだろうか。小室圭さんの母・佳代さんと、元婚約者男性との借金トラブルも解決されないままの留学と聞いて、釈然としない思いを抱きつつ、改めて眞子さまの幸せを願った国民は多いだろう。

 秋篠宮家のご教育といえば、お子様方の「自主性を重んじる」という方針を貫かれてきたように思う。2016年11月、秋篠宮さまのお誕生日に際した記者会見で、眞子さまや佳子さまの結婚や将来の活動について尋ねられ、「私は結婚については娘たちの意思をできる限り尊重したいなと思っております」とお答えになっている。秋篠宮さまと紀子さまは、婚約内定会見当時、23歳だった。眞子さまご自身も、ご両親が「若い時期に結婚した」ということを強く意識されていたようだ。だからこそ、学生時代の出会いを大切に、「お付き合いをする人は結婚を考えられる人でありたい」という思いで、「この人」と決めた小室圭さんに向かい、一途な恋愛をなさったのではないだろうか。

高円宮妃久子さまは「結婚に賛成いたしました」

 一方、絢子さまと守谷慧さんの出会いは、母の久子さまからのご紹介がきっかけだったという。久子さまは「私としてはご両親を存じ上げており、亡くなったお母さまの、深い愛情をもって世界の子供たちと接するお姿を思い出すと、そのお母さまに育てられたご子息はしっかりとした価値観をもつ優しい青年であろうと思い、結婚に賛成いたしました。良いご縁と喜んでおります」と宮内庁を通じて感想を公表されている。

 2002年11月、高円宮さまがスカッシュのプレー中に倒れられ、薨去されてから16年。久子さまは「娘を無事にお嫁に出したい」というお考えで子育てをなさり、長女・承子さま、次女・典子さま、三女・絢子さまが成年を迎えられてからは、宮邸でのパーティーなどに参加させていたという。ここ数年は、絢子さまのお相手として、ちょうど良い年頃の名家の子息も招いて、“お見合い”ともいえる交流の場を作られていたようだ。

「結婚とお付き合いするのとは、完全に別だと思ってきました」

 そして「結婚相手と交際相手は別」という確固たる方針を、3人の女王殿下方はしっかりと受け入れられているように見える。承子さまは取材に対し「昔から私、結婚とお付き合いするのとは、完全に別だと思ってきました」とお考えを述べられたこともあった(「週刊新潮」2014年9月4日号)。久子さまが見定められた人なら、という思いもおありで、典子さまと絢子さまはご結婚を決意されたのだろう。

 30代以下の女性皇族は、眞子さまと絢子さまを含めて7人。結婚適齢期を迎えられている女性皇族は多い。ご結婚をめぐり、それぞれのご家庭におけるご教育方針が、あらためてうかびあがってくるともいえるのではないだろうか。

 6月15日、秋篠宮家の次女・佳子さま(23)が国際基督教大(ICU)の交換留学プログラムを利用したイギリス・リーズ大の留学から帰国され、6月23日には秋篠宮ご一家で「インドネシア日本国交樹立60周年記念コンサート」を鑑賞された。眞子さまと佳子さまは、そろって白地にロイヤルブルーの柄入りワンピースとフォーマルなジャケットをお召しになり、パールのネックレスとイヤリングを身につけられていた。御髪はハーフアップにまとめられ、前髪をサイドに流すスタイルも「お揃い」。私はこの日、佳子さまが日本へお戻りになり、久しぶりに秋篠宮ご一家全員が公務にのぞまれるお姿を会場付近で拝見した。だが、華やいだ笑顔の佳子さまとは対照的に、心なしか眞子さまのご表情はくもりがちに見えた。

 眞子さまは、7月17日から31日にかけて、日本人移住110周年にあたりブラジルを公式訪問される。まもなく日本をお発ちになり、サンパウロやリオデジャネイロなどの14都市で、記念式典への出席や大統領の表敬訪問、移住先没者慰霊碑への献花、現地の日系人とのご交流などが予定されているという。

(佐藤 あさ子)

文春オンライン

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