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中国、火星探査車「祝融」が撮影した動画を公開…パノラマ画像や音声も

Business Insider Japan / 2021年6月29日 19時0分

写真

中国国家航天局(CNSA)が2021年6月11日に公開した探査車「祝融」と着陸台の自撮り写真。 CNSA 中国は2021年6月27日、火星探査車の音声を公開した。 その中には、探査車が着陸台を降りるときのくぐもったような音声も含まれている。 専門家は、この音を調べることで火星の大気についてのさらなる発見が期待できると話している。

中国は、火星探査車の動画と音声を公開した。これらのファイルは、中国国家航天局(CNSA:China National Space Administration)が2021年6月27日に公開したものだ。

音声は、2021年5月に火星に着陸した探査車「祝融(Zhurong)」が、着陸台から降りて離れる時のもので、以下の動画で聞くことができる。

[CNSA video 2/4] Sound of #Zhurong Mars rover rolling off from lander to Mars surface. pic.twitter.com/Uh41Yiy1w6

— CNSA Watcher (@CNSAWatcher) June 27, 2021

[CNSA video 1/4]

「祝融」の超音速パラシュートの3D立体映像。

[CNSA video 2/4]

火星探査車「祝融」が着陸台から火星表面に降りる音。

この不気味な音は、探査車がラックの上で動いたときのものだと火星探査車プロジェクトの副総設計師であるジア・ヤン(Jia Yand)は話している。その音声はくぐもっていて、地球上で聞かれるようなものではない。

CNSAの火星探査計画で副司令官を務めるリュー・ジチョン(Liu Jizhong)によると、この音声は、火星の大気密度を分析したり、火星の環境や状態を知る手がかりになるという。彼は、その風の音を聞くことが主な目的だと述べた。

だがその音声は、火星から送られてきた最初の録音ではない。

「祝融」の約1カ月前に火星に着陸したNASAの探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」は、2021年2月に初の音声記録を送っている。

その後もNASAは探査車の走行音や岩にレーザーを照射する音など、火星からの音を続々と公開している。

新しい火星のパノラマと探査車の着陸時の映像

CNSAによると、祝融は、2021年5月に火星に着陸してから、236メートル(約774フィート)移動したという。

以下の動画は探査車に搭載されたカメラで撮影された360度の映像だ。その車輪の軌跡は遠くに見える着陸台へとつながっている。

[New Panorama] #Zhurong Mars rover looking back at the lander in a distance. Play with it here: https://t.co/bgSLIbpsIA Credits: CNSA, Steed的围脖 pic.twitter.com/C8SU9VzShN

— CNSA Watcher (@CNSAWatcher) June 27, 2021

[CNSA video 4/4]

火星探査車「祝融」がその場で回転している。

[新パノラマ]

火星探査車「祝融」が遠くの着陸台を振り返る。

360度のフルパノラマの映像はここで見ることができる。

また、下の動画では、探査車が、着陸台との自撮りのためにカメラを地面に置き、カメラから離れていく様子が映っている。CNSAによると、探査車はその場で回転しており、正常に動作していることが分かる。

[CNSA video 3/4] Video of #Zhurong Mars rover moving backwards. pic.twitter.com/uTcCHud03b

— CNSA Watcher (@CNSAWatcher) June 27, 2021

[CNSA video 2/4]

火星探査車「祝融」が着陸台から火星表面に降りる音。

[CNSA video 3/4]

火星探査車「祝融」が後方に移動する動画。

2021年6月27日に公開された最後の映像は、2021年5月の探査車の着陸時のもので、パラシュートを展開する様子や着地の瞬間などが撮影されている。

[CNSA video 1/4] 3D stereo view of deployment of #Zhurong’s supersonic parachute. pic.twitter.com/m5dTgHIu79

— CNSA Watcher (@CNSAWatcher) June 27, 2021

火星探査車「祝融」と探査機「天問1号(Tianwen1)」 が撮影した火星の映像。新しい映像と画像には、パラシュートを展開する超音速の3D立体映像、着陸プロセス、着陸台から離れて走行する探査車の音、探査車の操縦、着陸台から遠く離れたパノラマ映像などがある。HDフル映像は https://youtu.be/_JdEQT-Qk8k

「祝融」のパラシュート展開の超音速の3D立体映像。

中国の探査車「祝融」はあと48日間活動を続ける予定だ。

Insiderが2021年5月22日に報じたように、このミッションでは、火星の土壌の化学組成を分析し、探査車「祝融」が着陸した火星のユートピア平原(Utopia Planitia)地域で水の痕跡を探すことになっている。

[原文:China releases first videos of its Mars rover, including eerie noise as it rolls down a ramp]

(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)

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