田中圭は“そのまんま”系、高橋一生は“お膳立て”系…今どきイケメン役者が歌を歌うワケ

Business Journal / 2019年8月27日 20時30分

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 どうも、“X”という小さな芸能プロダクションでタレントのマネージャーをしている芸能吉之助と申します。

 皆さんもお気づきだと思いますが、ここのところドラマを見ていて、“人気俳優が歌う”というパターンがものすごく目につくようになってきました。

 今クールのドラマでいうと、自身の主演ドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系)で主題歌「Fight for your heart」を歌っている三浦春馬くん、2クール連続放送で話題になっている『あなたの番です』(日本テレビ系)での役名・手塚翔太名義で主題歌「会いたいよ」を歌っている田中圭くんなんかがそうですね。前のクールになりますが、『東京独身男子』(テレビ朝日系)でも高橋一生くんが主題歌を歌ってましたし、本人の主演ドラマではないけれど『パーフェクトワールド』(フジテレビ系、出演/松坂桃李)の主題歌は菅田将暉くん(最終回にゲスト出演)が歌っていました。

 もちろん、ジャニーズアイドル主演ドラマの主題歌をジャニーズのアイドルグループが担当するというのは今も昔もよくある話なんですけど、非ジャニーズの役者さんにも、今、そういう波が来ています。

勝新から松田優作まで、昔から役者は歌っていた

 最近このようなケースが急増したためか「なぜ最近、俳優が歌うようになったのか?」という内容のコラムを雑誌やWebニュースのあちこちで見かけるのですが、そもそも、“俳優が歌う”というのは、ずっと昔から続いてきたことなんですよね。

 パッと思いつくだけでも、勝新太郎さん、石原裕次郎さん、白竜さん、原田芳雄さん、そして松田優作さん…。中村雅俊さんなんかは、初主演ドラマ『われら青春!』(日本テレビ系、1974年)の挿入歌「ふれあい」が大ヒットしたあと、ずっとコンスタントに曲をリリースし続けて、デビュー45周年を迎えた今でも、コンサートは満席だっていうからすごいですよね。

 ちょっと前でいうと、吉田栄作さん(「心の旅」など)、織田裕二さん(1991年に「歌えなかったラヴ・ソング」「Love Somebody」など)、江口洋介さん(「愛は愛で」「恋をした夜は」など)、反町隆史さん(「Forever」「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」)や藤木直人さんなんかもそうですね。
 
 ミュージシャンと俳優っていうのは、一方は“自己表現”、もう一方は“与えられた役にいかになりきるか”という、まったく逆方向のもののように思われることもあるんですが、長年芸能界で働いて彼らを身近なところで見てきたぼくからすると、本質的なところではほぼ同じだと感じますね。どちらも、自分の中にあるものを、役や音楽を介して表現していく、世に問うていく、という部分では同じなのだと。あと、役者もミュージシャンもどちらも、大成するにはやはり、人前に出たときのオーラ、“スター性”みたいなものがやはり必要なところも同じでしょう。

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