Abema「ブス企画」に批判殺到…「20年前の古いテレビ」「セクハラを娯楽化」

Business Journal / 2019年9月13日 18時50分

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 表現の自由の範疇なのか。はたまた単純にセクハラを助長する番組だったのか。

 9日、AbemaTVで放送された『おぎやはぎの「ブス」テレビ』内の企画がインターネット上で炎上し続けている。問題になっているのは、同番組の「ブスはいくらで脱いじゃうのか?」というコーナー。いわゆる「ドッキリ企画」で、架空の出版社からフルヌードをオファーされた出演女性がいくらでOKするのかを観察し、最後に番組スタッフがネタ晴らしするというもの。同様のドッキリ企画自体は昔からあるが、ヌード出演交渉が妙に生々しく「金銭で女性の性をやりとりする」というようにとられたようだ。

ヌードをめぐる生々しいギャラ交渉

 番組はどんな内容だったのか。問題のコーナーでは「ブス」と称される6人の女性たちが出演していた。保育園に勤務する栄養士や芸人・地下アイドル、舞台女優など同番組に出演したことのある女性たちで、一般人というわけではないようだった。

 スタッフ扮する出版社の編集長が「面白すぎる素人さん」というテーマで取材を始める。最初に登場した栄養士の女性は同番組に出演したことについて「自分がドラマ(『ブス』テレビの再現VTR)に出ることができるなんて、意外といけるじゃんと思った。(容姿に関して)つらいと思っている人はたくさんいる。私が出演することで、ちょっとでも自分はマシなんだなと思ってもらいたい」と語った。

 その後、編集長役のスタッフが「話は変わるけれど」とフルヌードをオファー。スタッフが「参考までに3万円とかがリアルな相場なんですが」と生々しくギャラを打診すると、女性は「本気で悩みますね」などと言いつつ栄養士の月給と同じ20万円でOKした。残り5人の女性も同様にオファーを受け、それぞれ0円~1億円のギャラを提示して次々にOKした。コーナーの結びでは「出版社のみなさん。リーズナブルな女の子もいますので、オファーお待ちしてます」というナレーションが流れた。

「人権意識がなさすぎる」

 こうした放送内容にTwitter上では批判が殺到した。セクハラ裁判に詳しい太田啓子弁護士は次のように手厳しく批判した。

「隠しカメラでニセのヌードオファーを撮影という企画が本当なのかやらせ演出かわからないけれど『ヌードのオファーを受けるところをこっそり撮影して反応をさらす』なんてそれ自体セクハラでしょう。セクハラを娯楽コンテンツにすること自体許されない。出演女性が仮に承諾していてもです」

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