ホンダN-BOX、今期販売1位に…プリウスがついに失速、トヨタ・シエンタ販売急増の謎

Business Journal / 2019年10月23日 19時50分

 上半期ランキングに話を戻すと、トヨタは車両カテゴリー別で、セダン(プリウス)、ミニバン(シエンタ)、SUV(RAV4)でそれぞれ販売ナンバー1を獲得している。この手のランキングにご執心だった日産は、かろうじてノートがコンパクトハッチバック車で販売ナンバー1となっている。

「デイズ」シリーズ、ノート、「セレナ」に極端に偏った国内販売を続けてきたこともあるが、やはりいまだにメーカーである日産が“お家騒動”でゴタゴタしていることが販売現場に悪影響を与えている事情が背景にあるのは間違いない。

 18年11月にカルロス・ゴーン前会長が逮捕されてから、まもなく1年がたつが、その間、日産の話題といえば社内のゴタゴタに関するものが圧倒的に多かった。そして、消費者はその状況を冷静に見続けてきた。そのなかで「新車を買おうかな」となれば、よほど日産へのこだわりが強くなければ「とりあえず日産車は外そう」となるのは当たり前。

 お家騒動がボクシングのジャブのように、1年かけて目に見えるダメージを与えるようになってきたといっても過言ではないだろう。さらに、消費者心理だけでなく、現場のセールスマンの士気が下がっていることも影響していると考えられる。

 また、見逃せないのがトヨタの新型「RAV4」の販売が好調なことだが、今後のトップ争いの見どころも含めて、次回に詳述したい。

(文=小林敦志/フリー編集記者)

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