ライザップのライバル「24/7」、上場直後に業績下方修正…裏切り行為に不信感広がる

Business Journal / 2020年1月16日 6時0分

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 RIZAPグループのライバルの登場として話題になった、パーソナルトレーニングジムを運営するトゥエンティーフォーセブン(247)が、早々に馬脚をあらわした。

 2019年11月21日に東証マザーズに上場したばかりだが、上場1カ月後の12月20日、19年11月期の業績予想を下方修正した。税引き利益は18年11月期に比べて23%減の5億8300万円に引き下げた。従来予想は9%増の8億2200万円だったから、一転して減益となった。売上高は13%増の76億9700万円と、従来予想を9400万円下回る。11月に入会者が減少し、売り上げが伸び悩んだためだという。

 247はダイエットとボディメイクに特化したパーソナルトレーニングジム「24/7Workout」などを展開している。11月の無料カウンセリングの申し込み件数が、同業他社の値引きの影響で計画から20%落ち込み、新規入会者が減少した。出店増に備え人員の採用を前倒ししており人件費も増加した。法人税について留保金課税及び法人住民税均等割額による税負担の増加を「従来の予想には織り込んでいなかった」という。

 新規に上場する企業は業績予想を慎重に見積もるものだ。上場から1カ月で下方修正するのはお粗末といわれても仕方がない。上場日の段階で期末まであと10日。小島礼大(ひろお)社長ら経営陣、主幹事証券のSMBC日興証券、会計監査法人のEY新日本は計画未達を把握していなかったのだろうか。

「上場段階で公表した数字が達成できるかどうかわからないような体制だったとしたら、業績の下方修正よりそちらのほうが問題」(新興市場に詳しいアナリスト)

 業績予想の下方修正を受け、株価は当然ながら、2日連続ストップ安を交えて急落。19年の大納会(12月30日)は前日比137円(5%)安の2832円で取引を終えた。年明けの大発会(1月6日)は2814円と上場来安値をさらに更新した。1月14日には500円安の2345円と急落した。

 247の公募・売り出し価格(公開価格)は3420円。初値は公開価格を11%上回る3800円をつけ、4200円で引けた。その後も株価は上昇。12月4日には6090円の高値を更新した。ところが、業績の下方修正を受け、個人投資家などの売りが膨らみ、あっという間に公開価格を割り込み、高値の半値以下、3分の1近くに暴落した。

RIZAPから資金シフトした個人投資家が業績悪化に失望

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