“笑顔の人”平手友梨奈の4年間の軌跡…欅坂46の元センターを誤解しているすべての人へ

Business Journal / 2020年4月7日 11時10分

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 2020年1月23日に突然の脱退発表がなされ、ソロアーティスト・女優として歩み始めた、元欅坂46の平手友梨奈。2015年11月からの4年間の彼女のアイドル人生を、アイドル評論家・ガリバーが語り倒す。前編ではデビュー以降の彼女の足跡をたどり、後編ではそれを受けてのガリバー氏の論考を掲載していく。(【後編】はこちら)

 突然の脱退発表だった。「今は話したいとは思わない」との彼女の言葉を尊重し、憶測やゴシップなどからではなく、筆者がコンサート会場で見てきた彼女のステージ上の姿の記録をたどっていきたい。こと平手友梨奈に関しては、テレビの出演時の状態について語られることが多いのは致し方ない部分ではある。しかし当然のことながら彼女は、シングルの作品制作、そして単独コンサートやツアーのほうにこそ多くの時間を費やしてきた。そこでここでは、デビュー以降、数多くのコンサート現場に足を運んできたいちファンの視点から、平手友梨奈の、アイドルとしての4年間を振り返ってみたい。

年齢相応の笑顔が弾けた2015年~2016年

 2015年11月14日、「お見立て会」において初めてステージ上からファンの前に姿を見せた平手友梨奈。「サイレントマジョリティー」の鮮烈なMV披露を受けて開催された2016年3月のデビューカウントダウンライブでは、自身初のソロ曲「山手線」も披露。曲に漂う儚さを、見事に表現していた。

 2016年4月に正式にセンターとしてデビューするや、瞬く間に「笑わないアイドルグループ」としてのパブリックイメージが形成され、平手はそこでも大きなインパクトを残していく。しかし、テレビ番組や握手会での平手友梨奈は常に笑っているような女の子であり、特に握手会での全力で元気はつらつとした対応は、平手レーンに並んだことのある人間ならば誰しも、忘れられないようなみずみずしさを感じたはずである。

 2016年11月にリリースされた 「二人セゾン」は今なお欅坂46の最高傑作という声も大きく、メンバー自身によってもしばしば回想される時期の曲でもある。2016年12月に有明コロシアムで初のワンマン公演を開催。そのなかにあって平手は、真っ赤なスーツを着て客席の真ん中に登場し「渋谷からPARCOが消えた日」を客席通路を闊歩しながら堂々と披露。年末には紅白歌合戦に初出場を果たす。

転機だった2017年の「不協和音」、そして全国ツアー

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