出演番組激減、テレビで見ない…田中みな実と川田裕美の危機 フリー転身後の厳しい現実

Business Journal / 2015年8月27日 23時0分

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 フリー女子アナ受難の時代なのか――。

 田中みな実がTBSから独立後、初司会を務めた『ニュースな晩餐会』(フジテレビ系)が9月いっぱいで打ち切りになる。近年苦戦の続くフジの日曜ゴールデン帯で起死回生の一発が期待されたが、思うように数字は伸びず、番組はわずか1年しか持たなかった。

『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)のアシスタントとして知名度を上げた川田裕美は、3月いっぱいで同局を退社し、4月からフリーになった。東京進出後、単発でのゲスト出演はあるものの、レギュラーは古巣の深夜枠で1本、ラジオで1本と、露出度は局アナ時代のほうが高かったことは否めない。

 局アナ時代に人気のあった2人でさえ、フリーになると一転して厳しい現実が待ち受けていたといえるが、テレビ局関係者が話す。

「そもそもの大前提として現在、どの局も経費削減のため、フリーアナの起用に積極的ではありません。もちろん本当にそのアナが必要であればフリーでも使うので、それを理由にしてはいけないでしょうが、20代で独身のままフリーになった田中などは、もう少し需要があってもおかしくなかったと思います。田中の場合、TBS時代はしばしばお色気チックなキャラもこなして人気を博していましたが、今は本人はそのキャラクターで行きたくないと考えている。そこに局側や視聴者が田中に求めるものとのギャップが生じてしまい、需要と供給が一致しないのです」

●減る露出度

 また、テレビ界自体の変化も大きく影響しているという。

「田中はTBS時代、帯番組こそ持っていませんでしたが、『サンデージャポン』『爆報!THEフライデー』といった局の代表番組に出演し、改編期のスペシャル番組に呼ばれる機会も多かった。一方の川田は毎日2ケタ前後の視聴率を取る『ミヤネ屋』に出演していた。2人ともフリー転身後も古巣に番組を持っていますが、川田は深夜の1本だけ。田中は土曜ゴールデン帯の『ジョブチューン』、深夜の『有吉ジャポン』の2本持っており、以前のフリー女子アナと同様に、一見うまく独立したかのように見える。
 
 しかし、数年前までと違い、今はゴールデン帯のレギュラー番組といっても、月に1本しかないときもある。2時間スペシャルを隔週交代で放送する番組が目立ちますからね。『ジョブチューン』も田中の独立後、月2本以下のペースで放送されています。つまり、毎週のレギュラーではなく、隔週のレギュラーみたいなもので、それだけ露出度が減ってしまいます。局アナであれば、スペシャル番組はもちろん、別のアナの代理で出演することもあったので、売れているイメージを保てました。フリーはそれがない。視聴者は否が応でも、独立前と独立後で露出度のギャップを感じてしまう。それは、局のスタッフも同じなんです。あまり見なくなると、会議でゲスト案を出すときに、名前が挙がってこなくなる。そういう背景もあって、露出が減っているのだと思います」(同)

 入社当初、それほど注目されていなかった2人は、見事に局を代表する女子アナになり、独立するまでになった。そんな2人ゆえ、虎視眈々と次の出方を探っているはずだ。
(文=編集部)

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