コロナで激変した「災害時の避難行動の常識」…“1週間の在宅避難生活”の準備が重要

Business Journal / 2020年9月4日 17時50分

 プリントしたハザードマップに自宅の印を付け、浸水の危険があるかどうか、土砂災害の恐れがあるかどうかを確認しましょう。

(2)家族でどう避難できるかどうかを考える

「高齢者は?」

「子供は?」

「乳幼児は?」

「時間がかかる?」

「安全なルートは?」

など、具体的に考えてみましょう。

 安全な場所にある「親戚」「友人」の家に避難することも考えましょう。いざとなったら、友人、親戚の家も、命を守る避難所の一つと考えましょう。そのためには、普段のコミュニケーションも大切です。

 自宅の2階以上の部屋への「垂直避難」も考えましょう。

(3)災害対策グッズを備える

 いざとなったら1週間は孤立しても大丈夫なように、備えることが重要です。1階が浸水すると、電気、ガス、上下水道のライフラインが途絶えます。カセットコンロ、食料、携帯トイレ、懐中時計、電池式の携帯充電器を用意しましょう。

 避難行動についても、「分散避難」が常識となっていく今後は、ひとりひとり「身の安全」と「感染防止」を考えなくてはならない時代になってきています。

 もちろん、命を守る最終手段として、避難所への避難は躊躇なく選択してください。

(文=草野かおる/イラストレーター・防災士)

●草野かおる/イラストレーター・防災士

PTA、自治会を通じて16年に渡り防災勉強会や防災訓練などで防災活動に関わったことを生かし、東日本大震災の数日後、ブログにて発信を始め、現在はツイートも積極的におこなっている。2018年に防災士の資格を取得。防災について、講演をおこなうほか、テレビやラジオの出演も。著書・共著に『4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック』『おかあさんと子どものための防災&非常時ごはんブック』『「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村のからだを整える「食養術」』(以上ディスカバー21刊)、『伊豆の山奥に住む仙人から教わったからだがよみがえる「食養術」: ダメなボクのからだを変えた 秋山先生の食養ごはん』(徳間書店刊)がある。近著に『激せまキッチンで楽ウマごはん』(ぴあ刊)がある。

ブログ:大地震に生き残るヒント

ツイッター:@ kaorutofu

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング