魔曲「不協和音」はなぜ封印されたのか?欅坂46と平手友梨奈が見せた2017年の奇跡

Business Journal / 2020年9月21日 5時30分

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 9月11日、欅坂46についてあるニュースが駆け巡った。10月7日に発売予定の同グループのベストアルバム『永遠より長い一瞬~あの頃、確かに存在した私たち~』に収録予定だったある楽曲に対し、「収録しない」との決定が急きょくだされたというのだ。

 欅坂46といえば、10月12日・13日に開催予定のラストライブをもって、約5年にわたる歴史にいったん幕を閉じ、その後「櫻坂46」と改名して新たな活動を開始することが決定している。ゆえにこのベストアルバムは、欅坂46にとってのラストアルバムであり、グループにとっての集大成となる作品であるわけだ。

 急きょ収録しないことが決定されたのは、同アルバムの「TYPE-B」に特典映像として収録予定だったシングル曲「不協和音」およびびそこに繋がるパフォーマンスのライブ映像。2017年4月に、欅坂46の4枚目のシングルとして発表された同曲は、発売初週だけで60万枚超を売り上げたヒット曲であり、また収録予定だったライブ映像は、2017年のツアー「欅坂46 全国ツアー2017『真っ白なものは汚したくなる』」の最終日において、幕張メッセ(千葉県)において披露された「伝説のパフォーマンス」としてファンの間で語り継がれるものなのだという。

 2017年8月30日に披露されたこの「不協和音」は、なぜ収録見送りとなったのか。そして、この「不協和音」という曲に、欅坂46のファンはどのような思いを託してきたのか。

 アイドル評論家のガリバー氏が語る、「不協和音」の“真実”とは?

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【この記事は、公開中の映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』のネタバレを含みます】

2017年に生まれ落ちた「不協和音」は、この2017年に一度その役目を終えた

 突如、集大成の記録となるはずのベスト盤特典映像から、その楽曲は、「過激な表現が含まれていることを改めて考査し」た結果、消された。ファンの間でも語り継がれるほどに印象深い、2017年のダブルアンコールの時のこの「不協和音」の映像化は、長らく求められていたものだっただけに、ファンの落胆の声は大きかった。

 リリースから3年、YouTubeに公開されたMVの再生回数8000万回をゆうに超えたこの楽曲は、いかにして、「サイレントマジョリティー」(2016年4月発売)に次ぐ欅坂46の代表作となったのか。

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