ディズニー公式アプリのユーザーが激減…楽天トラベルは“Go Toの恩恵”で驚異の盛り返し

Business Journal / 2020年10月29日 5時40分

 東京ディズニーリゾートのアプリは「コロナ以前」までは盛り返していませんが、コロナ以前を超える好調な回復を遂げたアプリもあります。図3は「楽天トラベル」アプリの月間利用ユーザー数推移です。Go To キャンペーンの影響もあり、2020年9月にはコロナ以前の水準を超えていることがわかります。Go Toに関しては政府の予算枠などについて発言が二転三転しましたから、早く予約を取っておこうとした方が多かったのかもしれないですね。

もはやゲームユーザーは少数派?

――毎回ゲームについてもお話しいただいていますが、今回はいかがでしたか?

日影 昨年の9月と今年の9月で主要ゲームの月間利用ユーザー数を比較してみたのですが、前年比でちょっと割れているんですよ。

――巣ごもり生活が続いている中で、ちょっと意外です。

日影 もともとゲームを利用している方の利用時間が長くなっているのかもしれませんが、月間利用ユーザー数推移では、それはわからないですからね。ゲーム以外の動画などの選択肢に目が向いた方が多かったのかもしれません。

 もし、コロナがスマホ以前の社会で起きていたら、置き型のゲームやレンタルビデオを利用したり、「Yahoo!掲示板」や「mixi」などのコミュニティサイトを利用したり……という形で巣ごもり生活を送っていたでしょう。しかし、今はスマホを通じて、さまざまなアプリという受け皿がありますからね。その中のひとつの選択肢としてゲームがある、というくらいの感覚になってしまったのかもしれませんね。

――確かに、それまでまったくゲームをしなかった人が「コロナだから」といきなりゲームをするというのも考えにくいですよね。以前お話しいただいた「ハイパーカジュアル」のような、パズルゲーム的なシンプルなものならとっつきやすいですけど、ガチャを回したり、協業して敵を倒したりするようなゲームは、軽い気持ちでやるにはハードルが高いですし。

日影 スマホを通じて、その人に合ったコンテンツやサービスを選べる環境が整ったということでしょうね。

* * *

 後編は引き続き日影氏に、米中間で騒動を起こした「TikTok」の最新動向についてうかがう。CMのイメージで抱きがちな「10代のサービス」感とは異なる実態や、動画配信者としては「YouTube」よりも“狙い目”な理由について。

(構成=石徹白未亜/ライター)

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