Snow Manの悲劇、SMAP3度の辞退…ジャニーズと紅白、貢献と裏切りの50年史
Business Journal / 2020年12月24日 17時0分

ジャニーズ事務所は12月23日に、公式サイトで、新型コロナウイルス感染が判明した宮舘涼太以外のSnow Manのメンバー8人全員(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、佐久間大介)が保健所から濃厚接触者と判断されたことを報告した。これを受け同日中に、SixTONESと共に初出場が決まっていた大晦日の『紅白歌合戦』出場を、Snow Manが取りやめることが発表された。
今回の紅白は、活動休止期間を目前とした嵐の出演が最大の目玉になると目されていた。NHK側としては当然、5人が司会&大トリを務めるというプランを想定しただろう。ところが、近年は『紅白』の顔だった嵐は、同日同時間帯に生配信ライブの開催を発表。『紅白』にも出場するものの、NHKホールからではなく、その配信ライブ中継での登場となると見られている。
コロナ禍により活動休止前のさまざまなプロジェクトが中止、見直しとなってしまった嵐は、縁のある『紅白』のステージを最後の花道とすることよりも、ファンとの距離が近い上に、事務所側に莫大な利益をもたらすとされる配信ライブを優先させたということだろう。
それでも中継では出演するわけで、ジャニーズ事務所も『紅白』に一応の仁義を通したともいえるが、NHK側としては、最大の目玉になかばフラれた形となったことは確かだろう。
2001年、2004年、そして“最後”の2016年、SMAPによる3度の『紅白』辞退Snow Manの代役は誰になるのか? 嵐はどのような登場をするのか? 気になる点は多いが、ここでは、過去のジャニーズ事務所所属者の、『紅白歌合戦』出場にからむいろいろな出来事についてまとめたい。
SMAPは過去に事実上3度、『紅白』出演を辞退している。1度目は2001年のこと。この年に稲垣吾郎が不祥事を起こし、“稲垣メンバー”として報道される事態になったため、出場を辞退しているのだ。ただし、SMAPは翌2002年には復帰し、2003年には『世界に一つだけの花』を大ヒットさせ、大トリを務めるなど完全復帰した。
ところがSMAPは、その翌年にまた『紅白』を辞退する。これは、その年に新曲をリリースしなかったというのが公式理由で、「常にその年の新しいものを提供する場として紅白歌合戦に臨んできた僕たちとしては、そのため(新曲を出さなかったので)、今回の出演を辞退させていただきたい」といった発表をしている。
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