スマホ向け第3のOS、なぜメーカーの期待高い? 開発最新動向と普及のカギとは?

Business Journal / 2013年4月3日 7時5分

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 スマートフォンといえば「iPhone」と「Android」という印象を持っている人が大半だろう。これをOS名でいえば「iOS」と「Android」ということになる。iOSを採用しているのはアップルの端末のみで、今のところスマートフォンは「iPhone」シリーズしかない。一方、Androidは世界中でいろいろなメーカーが採用している。このAndroidと同じような立場を狙っているOSが、最近いろいろと出てきた。

「Tizen」「Firefox OS」。このあたりが特に目立っていてIT系ニュースなどでも目にすることが多いのだが、一体どういうものなのだろうか。

●キーワードは「HTML5」

 新たなOSとして名乗りを上げているOSは、HTML5をうまく利用しようということが共通している。HTML5というのはウェブページを記述する言語のことだが、従来の一般的なウェブページよりもずっと表現力が高く、いろいろと動くページがつくれるという特徴を持っている。これを利用してアプリをつくってしまおうというのが、最近の流れだ。

 ウェブページのための言語だから、PCからでもiOSからでもAndroidからでも、対応しているブラウザで普通に見ることができる。実際、すでにAndroid向けなどでHTML5でつくったアプリもいくつか出てきている。ただ、あまりうまく動かないというものが多いようだ。それは「AndroidというOSの上でブラウザアプリを動かし、その中でHTML5アプリを動かす」という形になっているからだ。これを真ん中を飛ばして、OSの上で直接HTML5アプリを動かせるようにする、という方向性が「Tizen」と「Firefox OS」で共通している。

 HTML5だと、比較的簡単にアプリが開発できるといわれている。iOS向け、Android向けと別々に開発するよりも楽になるということも大きいだろう。

●1社に握られていないOSを求めるメーカーが支持

 iOSはアップルががっちりとつかんでいる。他社がiOS搭載機をつくることはできないし、iOS向けのアプリやサービスをつくるにも、アップルの厳しいチェックを通過しなければならない。Androidはそれに比べれば緩いといわれているが、それでもGoogleが1社でいろいろ握っているのは確かだ。ところが、「Tizen」と「Firefox OS」はそうではないらしい。

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