必要な時だけ安くスマホで通信を使える? 賢いMVNO活用術とサービスの選び方

Business Journal / 2013年4月14日 6時55分

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 「MVNO」という言葉を聞いたことがあるだろうか。そんな言葉は知らないという人でも、実は身近なところにMVNOを活用したサービスが存在するものだ。どういうサービスなのかを理解してうまく利用すると、スマートフォンをお得に使えるようになったりもする。

●「MVNO」は他社回線を借りた通信サービス

「MVNO」は「Mobile Virtual Network Operator」の略だ。そのまま日本語に訳すと「仮想移動体通信事業者」となる。要するに自社でモバイル通信のネットワーク設備などを持っていないのに、通信サービスを提供している事業者ということだ。

 具体的には、日本の場合、NTTドコモやソフトバンクモバイルといった大手通信キャリアの回線を一部買い上げて、オリジナルのパッケージをつくって販売するかたちになる。

 日本で身近なのは、ソフトバンクモバイルの回線を利用してオリジナルのスマートフォン等を販売している「ディズニーモバイル」と、ドコモの回線を利用して手持ちのスマートフォンやタブレットに、特別なSIMカード(通信用のカード)を挿入して使うことでお得になるサービスを提供している、日本通信の「b-mobile」だろう。

 このほかにも、イオンで販売している「イオンSIM」やビックカメラの「BIC LTE SERVICE」など、意外と身近なところにMVNOサービスがある。

●お得なSIMサービスを探す

 スマートフォンをお得に使いたいならば、「b-mobile」タイプのサービスの中で自分に合うものを探そう。どういう時に利用できるのかといえば、ずばりフィーチャーフォンとの2台持ちをしている場合に役立つ。

 たとえばドコモの通常のLTEサービスは、毎月使い続けるタイプの契約しかない。ドコモのスマートフォンを購入して、毎月料金を払って初めて使えるサービスだ。だから、普段はあまりスマートフォンを必要としていないけれど旅行の時だけは使いたい、というような使い方は難しい。しかしMVNOならこれができる。

 つまり、中古等で手頃なスマートフォンの端末だけを入手して、回線契約を行わないまま持っておき、必要な時だけMVNOの数日〜数カ月単位で利用できるSIMカードを利用するのだ。また、LTE回線を使うモバイルルータにMVNOのSIMを使うこともできる。

 LTEの高速通信などを必要としていない人にも有効なサービスがある。「イオンSIM」や、家電量販店で販売されているようなものにこれが多い。上限速度をぐっと抑えるかわり、月額料金もかなり抑えてくれるというものだ。メール主体でたまに検索するだけ、というような使い方で何千円も払うのはもったいないと思っているならば、これを利用してみてもよいだろう。

●MVNOを使うなら、ドコモ端末が一番?

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