東進ハイスクールに聞く、林修ら講師のメディア露出増は宣伝/生徒獲得のための戦略?

Business Journal / 2013年5月23日 7時0分

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「今でしょ!」のセリフでブレイク中の予備校講師・林修氏(現代文)が所属する大手大学受験予備校・東進ハイスクール(以下、東進)。今年に入り、林氏以外にも志田晶氏(数学)、金谷俊一郎氏(日本史)ら人気講師陣がそろって、『ネプリーグ』(フジテレビ系/5月6日放送)『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系/5月17日放送)など多くのテレビ番組に出演するほか、テレビでは繰り返し東進のCMが流され、東進のメディア露出が増えている。

 加えて、2013年の東京大学現役合格者の実に3割にあたる600名を東進生(短期講習、模試受験のみの学生は除く)が占めるほか、国公立大学、早計上智大学合格者数でも、前年比大幅アップとなり、実績面でも勢いに乗っている。

 その一方で、こうしたメディア露出の多さについて、「認知度アップのため、東進が戦略的に仕掛けている」「宣伝の一環として、東進がテレビ局などに“広告料”を払っているのでは?」(予備校業界関係者)の声も聞かれる。こうした疑問に加え、「露出増による生徒数増加などの効果はあったのか?」「合格実績アップの勝因」などについて、東進の運営元・ナガセ広報部に聞いた。

--今年に入り、東進講師のみなさまのメディア露出が増えていますが、その効果による新学期(4月〜)の生徒数増加は見られますか?

ナガセ広報部(以下、広報部) メディア露出増の効果がどれだけあるかは不明ですが、前年に比べて生徒数が増えていることは確かでございます。

--東京大学、国公立大学、早慶上智大学の合格者数が軒並み前年比アップとなっていますが、勝因はなんでしょうか?

広報部 優秀な生徒さんが集まってくるようになったこともありますが、日頃からの教材やカリキュラムといったいわゆるコンテンツ力の強化が、少しずつ成果として現れてきているのではと考えております。

--今年は600名の東進生が東大に現役で合格しています。ほかの予備校と異なり、東進では発表する合格者数に、夏期などの短期受講者や模試試験のみの受験者をカウントしていませんが、なぜでしょうか?

広報部 やはり、予備校の実績をあらわす指標としては、現在弊社が採用する基準が最も厳格であり、信頼いただけるものと考えております。ちなみに、他社様と同じ基準で比較した場合、弊社の東大現役合格者数は、おそらく今の2倍以上になるのではと考えております。

--講師のみなさまのメディア露出増は、貴社が戦略的に仕掛けているのでしょうか?

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