京セラにKDDI、そしてJAL再建…恐るべき稲盛経営と盛和塾の団結力

Business Journal / 2013年6月20日 18時0分

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毎日の仕事に忙殺されて雑誌を読む間もないビジネスマン必読! 2大週刊経済誌「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)と「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社)の中から、今回は「週刊ダイヤモンド」の特集をピックアップし、最新の経済動向を紹介します。

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「週刊ダイヤモンド 6/22号」の特集は「解剖 稲盛経営」だ。「京セラ、KDDIを創業し、すでに名経営者としての盛名を固めていながら、78歳にしてあえて火中の栗を拾うように日本航空の再建を引き受け、日本航空では会社更生法の適用から2年で営業利益2000億円というV字回復をやってのけた稀代の名経営者」稲盛和夫氏の経営哲学を徹底解剖する特集だ。

 特集の巻頭は稲盛和夫インタビュー、日本航空の再建を引き受けると、すぐに海外のコンサルタントが4~5社やってきて「われわれは米国で倒産した航空会社を再建した、非常に慣れている」と売り込まれたものの、全部断った話。日本航空の幹部連中に「経営とは会計学的な計数を見てするのが基本」と月々の決算の提出を求めたところ、3~4カ月前の決算が出てくるという硬直化した官僚的な組織だったという話などを紹介している。

 稲盛経営のポイントは、フィロソフィ(人生哲学)とアメーバ経営だ。稲盛のフィロソフィの判断基準は「人間として何が正しいかで判断する」こと。「経営の目的とは社員たちの物心両面の幸福を達成すること」で「職場職場で創意工夫しながらどうすれば無駄を省き、効率のいい作業ができるか、一生懸命に考える」ことで企業によってそれぞれのフィロソフィが形成される。そして、アメーバ経営とは会社の組織を小集団に分けて、その集団を独立採算で運営する経営システムのこと。組織の末端に至るまで、経営実態を正確かつタイムリーに把握する管理会計を導入している。フィロソフィとアメーバ経営により、全従業員が自主的に経営に参加する「全員参加経営」を実現させるのだ。

 つまり、従業員1人ひとりに経営者の視点を持たせるというわけだ。経営者は、そのビジョンと環境整備に徹すればいいということになる。

 中小企業の経営者を中心に信奉者は多く、その経営哲学を学ぶ若手経営者の勉強会「盛和塾」のメンバーは、いまや8000人を超す。

 特集『Part1稲盛和夫とは何者か』では、97年、65歳の時に京セラ、KDDIの会長職を退き、臨済宗妙心寺派円福寺にて在家得度(出家せずに仏教に帰依すること)をし、仏法の教えに沿った生き方を守っていることを紹介。「盛和塾」の熱き勉強会の模様も紹介している。

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