元原発相・細野豪志、除染基準の考え撤回を問う取材拒否か…党内から無責任との批判も

Business Journal / 2013年6月21日 14時0分

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 安倍晋三首相がフェイスブック上で田中均元外務審議官を名指しして「外交を語る資格はない」と批判したことに対して、民主党の細野豪志幹事長が、やはりフェイスブック上で「田中氏は一民間人。表現の自由は尊い。最高権力者が持つ強大な権力を考えた時、あのような発言は自制すべきだった」と非難した。

 正直、失笑に耐えない話だ。

 安倍首相が田中氏を批判したことは、確かに「軽卒」の誹りは免れないだろう。しかし、細野幹事長に果たして、そのような発言をする資格があるのか。

 政権を奪取した瞬間に天狗になり、メディアを片端から訴えたのは、いったいどこの党だったのか。それは「民主党」という名前の党ではなかったか。それこそ、「政権与党が持つ強大な権力を考えた時、そうした行動は自制すべきだった」のではなかろうか。細野幹事長はこうも続ける。

「田中氏以外の人も、最高権力者である総理から名指しで反撃を受ける可能性を考えると、総理に対して批判的なことを言いにくい雰囲気ができてしまいます。最高権力者である総理には、表現の自由を実質的に確保するため広い度量を持って頂きたいと思います」

 この言葉こそ、政権与党の座にいた当時の民主党執行部の面々にでも言ったらどうかと思う。

 ちなみに筆者は、福山哲郎外務副大臣(当時)から雑誌記事3本(「文藝春秋」<文藝春秋>、「月刊WiLL」<ワック>、「週刊朝日」<朝日新聞出版>)と個人blog「ペコちゃんジャーナル」の記事あわせて、合計6本について一度に訴えられたことがある。福山氏が求めた名誉毀損の損害賠償額は、1650万円だったが、一審判決でblog記事3本分として33万円、2審では福山氏が損害賠償請求を放棄し、賠償額は0円という結果であった。

 しかし、福山議員が提訴したことで、個人的には2年半もの時間を浪費させられたこと、また、「批判的なことを言いにくい雰囲気」をつくりだしたことは、今でも許し難い行為であると感じている。

 もちろん、細野幹事長と福山議員の問題は別だが、まずは内部の意見をまとめてから、外部批判をしたらどうだろう。少なくとも、幹事長という要職についているのだから。恐らく、民主党には「自己反省」という文字は存在しないのだろう。

●時の権力者にすり寄り、党内を遊泳してきた過去

 それにしても、細野幹事長は、「民主党の風見鶏」「コウモリ男」と異名を取り、その場しのぎの対応と変節を繰り返し続けた政治家なだけはあると感心した。細野が裏切りを重ねながら、党内を遊泳してきた経緯を正確に言える人はひとりもいないのでないかというほど、豊富なエピソードの持ち主だからだ。

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