男の価値は日焼け肌で決まる!?ゴリ推し男性誌「Safari」のメンタリティとは?

Business Journal / 2013年7月23日 18時0分

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 お暑うございます。漆原直行です。ビーチで日焼けなんて、この20年しておりません。

今回取り上げるのは、こちらの特集でございます。

 「Safari」(日之出出版/8月号)
夏こそセクシー&ワイルドに!~ブロンズ肌で魅せる男に!

 『いくつになっても冒険野郎!』と毎号、表紙で煽るSafariですが、同誌のこだわりを端的にまとめてしまうと「ハリウッドセレブ」と「海カルチャー」に集約されると思われます。とにかく、この2要素への憧憬というか、傾倒がすがすがしいまでに露骨なのです。

 この特集でも、そうしたセレブの西海岸的カジュアルがゴリゴリに推されておりまして、さまざまなセレブのオフショット(隠し撮り!?)を範にしつつ、外国人モデルがキメキメでページを埋め尽くしているのです。どこを切り出しても、とにかく爽やかでワイルド。ヌケ感もバッチリ。素晴らしくブレておりません。

 特集冒頭のリード文に目を向けてみましょう。

 『男の経験値、趣味、嗜好、どんなライフスタイルを送っているかは、得てして見た目に表れるもの。勘の鋭い世の女性たちも、見た目からその人の内面やステイタスを測っていたりするもんです』

 ふむふむ、なるほど。確かにそういう側面はあるでしょう。

 『だからこそ、大人は絶対に日焼けしていたほうがいい』

  なぜ? しかも「絶対」とまで言い切ってしまっています。

 『もちろん精悍で男らしく見える、という見た目のメリットもある。しかし、それと同時に、日焼けしているということは、スポーツやバカンスを楽しむ余裕があるという証でもあるでしょ!?』

 そういうものでしょうか。チャラい遊び人に見られてしまうという危惧はないでしょうか? かつて『人は見た目が9割』なる本がヒットしましたが、Safariの場合は「人は日焼けが9割」とでもおっしゃりたいのでしょうか。日焼けセルフブランディング!?

 『逆に、いい年した大人が青白い肌だと、何だか頼りがいがなさそうに見えてしまうと思いません?』

 個人的には、日焼けに邁進して魚の干物みたいになった細身紳士や、焼豚のようになったポッチャリ紳士の芳しい感じのほうが、はるかに微妙です。かつて『Fine(若者向けサーファーファッション誌)』を愛読し、そのメンタリティのまま大人になって小金を持ってしまったようなコジらせ感も、そこはかとなく感じます。ちなみにFineもSafariも同じ版元です。

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