なぜ40歳超と以下は、わかり合えない? 40歳以下は会社人としてなってない!?

Business Journal / 2013年8月3日 14時0分

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 「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/7月27日号)は、「U(アンダー)40才大図鑑――デジタル世代の本音と行動」という特集を組んでいる。

 「今どきの若手社員に対する嘆きは尽きることがない。それは何十年と繰り返されてきた光景でもあるが、最近、以前とは異なる傾向がある。30代になっても会社の組織人としての振る舞いがなく、40代以上の社員から『理解できない』と悲鳴にも似た声が上がっているのだ」「いつまでも『理解できない』と言い合っているだけでは先がない。U40(40歳以下の世代)を詳細に見ることでU40とわかり合える道を探っていこう」という内容だ。

 記事によれば、「U40と、それより上の世代には大きな溝がある。U40は日本経済が低成長に陥り、低成長や不況しか知らない世代だ。また、携帯電話などのデジタル機器を子どもの頃から使いこなしている。通信機器が違えばコミュニケーションの取り方も変わる、40歳超のアナログ世代との大きな違いだ」という。

 そこでU40をデジタル世代とまとめ、その中でも30代後半を「団塊ジュニア世代(初の低成長世代)」、30代前半を「ポケベルPHS世代」、20代後半を「ケータイ世代」、20代前半を「スマホ世代」と区分し、「仲間を大事にするケータイ世代」「『上から目線』を嫌うスマホ世代」などと博報堂若者研究所やリクルートワークス研究所の取材を基に特徴付けしている。

 特集の後半は「U40大図鑑」として、「起業家」ページではリブセンスの村上太一社長やスプリー安藤美冬代表などにインタビュー、「若手社員」ページ、「プロフェッショナル」ページや世代論コラムで埋め尽くされる。

 気がつけば、グラビア誌にありがちな2分の1ページインタビューのオンパレードだ。編集者である筆者からすれば、こうしたインタビューで懸念されるのは短い文章しか掲載できず、インタビューもおざなりなものになりがちというところだ。そのため、取材・編集側が楽なだけで、何も残らないのだ。ひょっとして、毎年恒例の編集部の夏季休暇直前の“あまり力を入れずに済む特集企画”なのかもしれない……という不安がよぎる。

 案の定、「デジタル世代」の本音や、「団塊ジュニア世代」「ポケベルPHS世代」「ケータイ世代」というくくりも後半には出てこない。どこかに飛んでしまっているのだ(つまり、全編を貫く編集ができていない)。

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