テレビ番組数、50年で半減〜予算低下&番組数減が、テレビの新たな可能性を切り開く?

Business Journal / 2013年8月18日 7時0分

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 さまざまなテレビ番組や雑誌などでもお馴染みの購買/調達コンサルタント・坂口孝則。いま、大手中小問わず企業から引く手あまたのコスト削減のプロが、アイドル、牛丼から最新の企業動向まで、硬軟問わずあの「儲けのカラクリ」を暴露! そこにはある共通点が見えてくる!?

●テレビは死んだのか?

 テレビが死んだといわれている。

 単に影響力低下という意味か、あるいは広告収入低下という意味か、それとも視聴率低下という意味かわからないけれど、そう語る人は多い。私はテレビが終わったとは思っていないし、終わることはないだろう。

 規模やコストは徐々に低下するかもしれないけれど、ワールドカップの視聴率が50%を超える現状を見るにつけ、まだ私たちはテレビを必要としている。それに、当サイトでも上位ネタはテレビと無関係ではないし、芸能人ネタで埋め尽くされている。

 さて、私は先ほど「徐々に」と表現した。確かに、今でもテレビの存在感は大きいものの、その絶対性が陰っているのも事実だ。前日のテレビ番組が、職場の話題になるケースはあまりなくなったし、おそらく学校でもクラスの話題になる機会も減っただろう。

 私は、今ジレンマがあるように感じる。

 視聴者がさまざまなメディアやデバイスに触れられる(テレビ・ラジオ・雑誌・書籍・新聞・パソコン・スマホ・タブレット・ガラケー)時代とは、視聴者が「せっかち」になる時代でもある。ということは、例えばテレビであれば、番組が「つまらない」と思えば、すぐさまそこから逃げていく。

 しかし、テレビ局は番組制作コスト削減もあって、番組数を増やすわけにはいかない。昔ならまだしも、今では番組経費を極限にまで抑える(と出演している側の私もそう感じる)。できれば、低コスト・高視聴率の2時間もの番組を制作できれば最高だ。しかし、なかなかそううまくいくはずもなく、視聴者とテレビ制作側とのギャップが徐々に広がっていく。

 番組は多様にせねばならないのに、むしろ予算低下の時代にあっては、番組が絞られていくのではないか。それがさらに視聴者離れを少しずつ招いていく。

●テレビ番組数の劇的な減少

 この仮説が正しいか、調べてみた。

 6月10日の「時の記念日」に合わせて、時代をタイムスリップしてテレビ番組の推移を追ってみた(ところで、「時の記念日」6月10日を選択したのは半ば冗談であるものの、一つのサンプルとしてご覧いただきたい)。日にちを特定し、現在から50年前までのテレビ欄をチェックしてみた。

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