バレンティン、本塁打記録は再び“妨害”に遭うのか?“妨害”の歴史と五輪招致への影響

Business Journal / 2013年8月26日 19時0分

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 東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン選手(外野手)は、王貞治の1シーズン本塁打記録をほぼ半世紀ぶりに破ることができるのか――。シーズン本塁打数記録は、1964年に王が記録した55本が現時点では最多である。

 バレンティンは8月25日時点で97試合に出場し、48本の本塁打を打っている。王の記録にあと7本で並び、あと8本で王の記録を抜く。2試合に1本のペースなので、8本打つのに必要な試合数は16試合、9本なら18試合だ。

 ヤクルトの残り試合数は、25日時点で34試合。現在のペースだとあと17本は出る計算になるから65本も夢ではない、ということになる。

 この話題、すでにプロ野球ファンの間ではかなり注目を集めている。どう注目を集めているのかというと、「またもや妨害に遭って、達成できないのではないか?」という意味で注目を集めているのだ。

 「バレンティン」「本塁打」というワードでグーグル検索をかけると、1ページ目はスポーツニュース系の記事ばかりだが、2ページ目以降に出てくるのが、過去に王の記録に迫り、もしくは並びながら、抜くことができなかった3人の外国人選手に関する書き込みである。

 一人は85年に54本を打った阪神タイガースのランディ・バース。もう一人が2001年に王と並ぶ55本を打ちながら、あと1本が出なかった近鉄バファローズのタフィ・ローズ。そしてもう一人が、その翌シーズンの02年に、やはり王、ローズと並ぶ55本を打ちながら、あと1本が出なかった西武ライオンズのアレックス・カブレラである。

 書き込みの主な内容は、バースが王監督時代の読売巨人軍に、ローズとカブレラは王監督時代の福岡ダイエーホークスに、すべての打席で敬遠され、打たせてもらえなかったこと、そして日本のプロ野球界に、日本の国民的英雄である王の記録を外国人に塗り替えさせてはならないという暗黙のルールが存在するということである。

 特に批判の対象になっているのが、3度の記録妨害にすべて関与したと見られている王監督である。

 01年のローズのケースでは、ダイエーの若菜嘉晴バッテリーコーチ(当時)が、試合後の囲み取材で報道陣に対し、「王・長嶋(茂雄)は野球の象徴。いずれ彼(=ローズ)はアメリカに帰るのだから、オレたちが配慮して監督の記録を守らなければいけない」と発言。投手陣全員にもローズへの敬遠を指示していたことが判明し大騒ぎになった。

●「オレはガイジンだからオーの記録を破れない」

ビジネスジャーナル

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