金融機関のブラックリストのホント〜削除要求も可能、スマホ料金滞納でローン組めない?

Business Journal / 2013年8月27日 14時0分

写真

 「ブラックリスト」という言葉を聞いて、どんなイメージを持たれるだろうか?

 真っ黒な閻魔帳を想像するだろうか。自己破産したりした人が載っているリストだろう、というくらいに漠然と知っている人もいるかもしれない。また、自分がブラックリストに載っているかどうか、不安に思っている方もいるだろう。

 そこで、ブラックリストの意外と一般に知られていない情報を探ってみようと思う。ブラックリストと呼ばれるものは、正しくは信用機関に登録される事故情報のことだ。事故といっても交通事故などではなく、金融機関等におけるネガティブ情報・ブラック情報を事故情報と称し、これが登録されている。

●信用機関に登録される事故情報

 どういうものが事故情報とされるかというと、金融機関から借り入れたお金の返済や、カードでの買い物や公共料金の支払いを、返済・支払い予定日より一定期間(多くの場合、3カ月ぐらい)遅れた場合や、繰り返し遅れる人がまず挙げられる。残高不足で引き落としができなかった場合は、半月後の再引き落としまでに入金が間に合えば延滞扱いにはならない。

 ふたつ目は、借金を返済できなくなり、保証会社などが代位弁済した場合。

 3つ目は、弁護士・司法書士などを通して債務整理をした場合。債務整理とは、自己破産・任意整理・民事再生などに分けられる。自己破産は、裁判所を通して、自分の保有する資産等をすべて手放す代わりに、借金等の債務もすべて免責してもらう、という制度だ。また、任意整理は、債権者(金融機関等)と話し合いによって、利息を免除などにより、返済可能な額にまで借金を圧縮することをいう。最後の民事再生は、住宅ローンは返済し続ける前提で住宅を手元に残し、その他の債務は免除するという制度で、裁判所が求めるいくつかの条件に合致する場合にのみ認められる、特例的な仕組みだ。

 信用機関には、大きく次の3つがある。銀行系の信用機関である全国銀行個人信用情報センター(略称「KSC」)、信販系の株式会社シー・アイ・シー(CREDIT INFORMATION CENTER CORP.略称「CIC」)、消費者金融系の株式会社日本信用情報機構(JICC)だ。

 これらの信用機関に、自分の情報がどのように登録されているかを問い合わせることができる。それぞれのホームページを見ると、照会方法が載っているので、それに従って情報開示請求をすると、請求した本人の登録情報が、封書で送られてくる。1000円くらいで取り寄せられる。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ビジネスジャーナル

トピックスRSS

ランキング