バブル到来なら恐れず乗るべき?14年が起業するには千載一遇のチャンスといえる理由

Business Journal / 2013年9月2日 14時0分

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 アベノミクスについては評価が分かれるところかもしれないが、「経済活性化を短期間に図る」という目的や方向性については賛成する人も多いだろうと思う。バブルの功罪についても、人それぞれの感覚の違いはあるだろうが、やはり経済が停滞し、デフレが続けば(モノの価格が落ちるので相対的に)現有資産の価値は上がるから、どうしても使うより貯めておけという風潮になる。

 つまり企業や富裕層にもっとお金を使ってもらい、資金が還流されるようにするためには、適度なインフレを起こすほうがいい。そのための細かい方法について物申す立場にいるわけでもないので、ここでは割愛させていただくが、(バブル崩壊後の)後遺症を恐れ過ぎてもラチが明かないので、ここは積極的に波に乗ることを選ぶべきだろう。

 まして、首尾よくバブル再到来となって、さらにもし東京オリンピック誘致が決定すれば、2020年までの延命は間違いがない。勝負するなら今、と腹をくくるべきだろう。

 実際、複数の筋から聞いた話だが、来年から企業の投資が損金として認められそうだ。つまり課税されない。となると、利益の50%をむざむざ税金としてとられるくらいなら、一か八かでも投資に回したほうがいい。だからベンチャー企業などの資金需要に対して供給過多になるかもしれない。そうなれば、IPOを増やさなければ、市場にあふれた資金を回収できないから、上場条件の大幅な緩和もありそうだ。

 要するに、14年には起業家にとって千載一遇のチャンス、大きな波が来る。逃したら、次はいつ来るかわからないほどの大きな波が来るといっていいだろう。

●20代前半の若者よ、起業するなら今!

 世界で最も有名なベンチャー育成事業者(インキュベーター)であるYコンビネーターは、起業に最も適した年齢は、大学を卒業して1~3年くらいまで、つまり22~25歳くらいまでとしている。大学生だとまだ世の中を甘くみているし、あまり長く社会人生活を送っていると特定の色や癖に染まりやすいし、何より家族や住宅ローンなどの重荷を背負っている。大学を卒業したての23歳なら、仮に失敗して無職になったとしても取り返しがつく。これが43歳なら、仮に住宅ローンも家族もなかったとしても、ライフスタンダードを20代のそれに戻すことは難しい。デリバリーのピザやカップラーメンをコーラで流し込むような生活は無理だし、3~4時間の睡眠時間で何カ月も働くことはできない相談だ。その上、失敗すれば無職の43歳だ。無職の23歳とは訳が違う。悲哀の極みというものだ。

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