エイベックス凋落の始まり?フェスで“女王・浜崎”演出に必死、グッズ売場ガラガラ

Business Journal / 2013年9月2日 20時0分

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 浜崎あゆみや安室奈美恵ら数多くの人気アーティストを抱えるエイベックス・グループ(以下、エイベックス)。その持株会社であるエイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長・松浦勝人氏の薬物使用疑惑や派手な女性交遊が、8月発売の「週刊文春」(文藝春秋/8月29日号)で大々的に報じられたのは記憶に新しい。

「かつてのエイベックスでは考えられない。こんなスキャンダルが表沙汰になるなんて、企業としてガバナンス(企業統治)がまったく効いていない現れです。松浦社長のカリスマ性も限界にきている」(エイベックス関係者)

 所属するアーティストの“凋落ぶり”を指摘する声も、ネット上などでは頻繁に見られる。かつてのトップアーティストの浜崎あゆみが「NUMERO TOKYO」(扶桑社/10月号)で自宅を初公開。デビュー15周年特別企画と銘打って、黒いランジェリー姿のショットも撮らせるなど出血大サービスをしたが、

「もう歌で勝負できないから、私生活を切り売りしてる?」
「ベールに包まれた歌姫だったからこそ良かったのに。人間・あゆは見たくない」

などとネットでの評判は散々なものだった。また、ブレイクする新人が出てこないことで、松浦社長本人の目利き力についても、業界内からは疑問の声が上がっている。

 音楽業界関係者は、エイベックスの現状について次のように解説する。

「今や利益の約半分を韓流コンテンツや動画配信による収入に頼っている。あゆをはじめ知名度の高いアーティストは依然として多く所属していますが、彼らも最近はヒット曲に恵まれていない。グループ全体の売上高だけを見るとさしたる問題はないが、核である音楽事業に展望が見えない」

 今年度の第1四半期決算(4〜6月)によると、メインの音楽事業の売上高は、前年同期比で13.1%減だが、映像事業は映像配信サービスの会員が大幅に増加したことで、売上高は前年同期比で98.2%も伸びた。

 貢献したのは、ソフトバンクモバイル(東京・港区)のスマートフォン(スマホ)向けに展開する総合エンタメアプリ・UULAだ。映像や音楽コンテンツが月額490円で見放題というアプリで、サービス開始から約3カ月半で会員数も50万人突破という人気ぶりだ。テレビドラマ『ホタルノヒカリ』やアニメ『はじめの一歩』などの配信もスタートしたが、エイベックスのアーティストとの関係は薄い。

 また、マネジメント・ライヴ事業も公演の増加に伴うライヴ動員数が増えたことや関連ビジネスが好調だったことで、売上高は前年同期比で43.9%増となっている。

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