パナ、NEC…国内スマホメーカー凋落の理由と、アップルを脅かす新興勢力の台頭

Business Journal / 2013年9月27日 18時0分

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 ブランド力の低下が囁かれていたiPhoneだが、ふたを開けてみれば「5c」「5s」の世界同時発売からわずか3日間で900万台の販売台数を記録。国内でも、ドコモ、au、ソフトバンクと、各キャリア横並びでiPhoneを取り扱うこととなり、アップルのシェアは高まるばかりだ。しかし、その裏では、さまざまなメーカーが打倒アップルを目標にしのぎを削っている。いったい、これからのスマートフォン勢力図はどのように変化していくのだろうか? 各ニュースサイトの記事から概観しよう。

●「国産スマホ」いよいよ土俵際 キャリア密着の製品開発で競争力失った - J-CASTニュース(9月7日)

 アップルやサムスンの陰に隠れ、元気のない国内スマートフォンメーカー。かつては国内の携帯電話シェアのトップを誇っていたNECは、スマートフォン事業から撤退を決定。パナソニックも個人向けスマホ事業から手を引くと報じられている。

 2012年度の国内スマホシェアは、アップルの35.9%に比較し、2位の富士通はわずか13%。世界市場では、トップ5に日本企業の名前はない。いったい、どうしてこんな状況を招いてしまったのだろうか?

 青森公立大学経営経済学部の木暮祐一准教授は、この凋落の理由を「キャリア主導による開発体制」が一因ではないかと見る。従来から、国内市場ではドコモなどのキャリアが主導となって新商品発表会などが開催されてきた。キャリアを重視し、国内市場での競争を中心に考えるあまり「自分たちで独創性あふれる製品を開発するのが難しくなっていたのではないか」というのが小暮氏の見立てだ。

●ソニー:ヒットは黒子役-アップル、サムスンスマホに電子の目 – Bloomberg(9月2日)

 惨憺たる状況の日本メーカーだが、実はソニーが好調であることは知られていない。iPhoneやGalaxyなどのスマートフォンや、タブレット端末に組み込まれているカメラ用センサー「CMOSイメージセンサー」が大ヒットしており、世界でおよそ3割のシェアを獲得している。同社平井一夫社長は、イメージセンサーを含むイメージ関連事業を重要領域のひとつに位置付けており、生産するセンサーの実に8割がソニー製品以外で使用されている。

 「映像のソニー」として、技術力が他社を圧倒しているソニーのイメージセンサー事業。スマホ本体ではアップル、サムスン、LG電子などに押されっぱなしだが、その内部ではまだまだメイド・イン・ジャパンの技術が活躍しているようだ。

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