シェフ出張サービス、秘かにブーム〜自宅で手間なく低価格&プロの料理を楽しめる

Business Journal / 2013年11月5日 7時0分

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 フルタイムで働く女性や共働き夫婦の増加、“家ナカ”志向の強まりなどを受け、ここ最近、外食の代わりシェフが自宅などに出張して食事を提供するサービス、「シェフ出張サービス」が人気を呼んでいるという。

 これまでもホテルオークラをはじめとする一流ホテルが提供するケータリングサービスや、老舗寿司店が一部の馴染み客宅へ出向いて料理を提供するかたちは存在したが、いずれも高額な料金のため、一部の富裕層や企業などの利用に限られていた。

 一方、最近増えているシェフ出張サービスは、一人数千円レベルから利用可能なものが主流で、一般的なレストランなどで食事をする際とほぼ変わらない値段で利用できるのが特徴だ。また、食材の調達から準備、そして後片付けまでの一切を引き受けてくれる点も、日々忙しい利用者から好評を得ている理由のひとつといえよう。

 例えば、他社に先駆け2000年という早い時期に同分野に参入した「きまぐれや」は、個人や企業、婚礼、野外パーティーなど幅広いシチュエーションで、これまで計1200件以上の実績を持っている。基本的にメニューや利用形態は、個々のお客からの「こんなところでこんな予算で、こんな雰囲気のことをしたい」というリクエストに応えるかたちを取っているが、例えば3〜5名利用のフルコース・ディナーの場合、目安として合計4万円から可能となっており、メニューも前菜盛り合わせから始まり、ポタージュ、パスタ、メインディッシュ、ドルチェ、パン2種とレストランのフルコースと遜色ないラインナップとなっている。

 そんな出張シェフサービスの分野で、一人3000円からという低価格と、イタリアンからフレンチ、和食、マクロビ料理まで幅広いジャンルの料理を提供することで人気を集めている「マイシェフ」代表取締役社長・清水昌浩氏に、出張シェフサービス利用増の背景や低価格を実現するビジネスモデル、人気の秘訣などについて聞いた。

--出張シェフサービスのニーズが増えている背景について教えてください。

清水昌浩氏(以下、清水) 出張シェフというサービスは以前からありましたが、これまでは富裕層向けのサービスがメインでした。私どものサービスは、一般の出張シェフサービスの2分の1から3分の1くらいの価格帯にして、育児中の母親やワーキングマザーの方でも、気軽にご利用いただけるようにしたところ、非常に高い評価をいただくことができました。

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