艦これカフェ訪問レポート、なぜ大盛況?ガチャに依存しない、ゲームの新しい収益モデル

Business Journal / 2013年11月8日 14時0分

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 ある日、ツイッターでこんなことがつぶやかれた。

「アメリカ人から『日本の軍艦画像を検索しているんだが、なんで美少女ばかり出てくるんだ!?』と追求されている」

 このツイートは2ちゃんねるなどでも話題となったので、ご存じの方もいらっしゃるだろう。実際、筆者もいくつかの軍艦の名前を検索してみると、美少女ばかりではないが、軍艦の画像に混じって確かに少女のイラストが表示された。

●100万人に達するユーザー登録

 これは軍艦を擬人化したゲーム『艦隊これくしょん』(以下『艦これ』)のキャラクターだという。角川ゲームスとDMM.comが提供しているブラウザゲームで、航空母艦、戦艦、巡洋艦、駆逐艦などの軍艦を萌えキャラにしたカード「艦娘(かんむす)」を集め、勝利を目指すというもの。美少女とミリタリーという、秋葉原系には非常に人気の高い要素を盛り込んだこのゲームは、2013年4月にサービスを開始して以来、人気沸騰。運営サイドはサービス開始当初、最終的なユーザー数を10万人程度と予想していたが、ツィッター等のSNSの口コミによりユーザー数が急増。今年の夏には、サーバーの容量をオーバーしてしまい、新規登録不可能となる事態も起きている。8月30日付の週刊アスキーPLUSの記事によると、ユーザー数は60万人、「週刊ファミ通 Vol.1296」(エンターブレイン/10月17日号)によると90万人を突破。この記事が掲載される頃には100万人を突破していると予想される。

 ある種のムーブメントを起こすだけの人気を集めた『艦これ』だが、ソーシャルゲームの定番であるゲーム内課金は抑えめだという印象を受ける。ゲームを「有利」に進めるには課金が必要だが、他のゲームと比べ、課金しなければ楽しめない、というものではない。

 その分、マルチメディア展開は活発で、出版やグッズ販売のほか、ソニーのPlayStation Vitaでコンシューマー版の開発が発表されるなど、他のソーシャルゲームとは違ったアプローチで収益モデルを確立していこうという動きが見られる。

●期間限定のテーマカフェがオープン

 そんなマルチメディア展開の一環として、10月17日秋葉原にオープンしたのが『艦これ』をテーマとしたカフェ「甘味処 間宮」(以下、「艦これカフェ」)だ。

 「艦これカフェ」は、フィギュアや玩具の企画・製造をしている会社であるグッドスマイルカンパニーと、カラオケの鉄人などを運営する鉄人化計画のコラボレーションカフェである「グッドスマイル&カラオケの鉄人カフェ」において、12月15日までの期間限定でオープンしている。同所では、秋葉原の街にあったテーマカフェを次々に開催しており、今回は『艦これ』とコラボしたというわけだ。

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