“幸福追求”アイテムとしての本道を行く男性誌『UOMO』~えも言われぬザラっと感

Business Journal / 2013年12月20日 18時0分

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 お寒うございます。漆原直行です。クリスマス前日、雨が夜ふけすぎに雪へとかわったところで、私の生活にはなんの影響もありません。

 年の瀬を迎えまして、世間的にはクリスマスだ、忘年会だと浮き足立っております。いちおう冬のボーナス時期でもありますが、もらえる人、もらえない人の違いもありますし、金額の多寡も厳然と存在していますから、フトコロ具合も人それぞれ……と、少々世知辛い前振りから入ってしまいましたが、2014年1月号の男性誌を見回しますと、コートや時計、靴などの話題にクリスマスネタも絡めたりして、巧みにお買い物欲を刺激する特集が組まれております。フトコロに余裕のある読者は、これらを参考にショッピングへと出かけたりするのでしょうか。たいへん結構ですね。

 一方、私はそんな余裕もございませんので、100万円超えの高級時計のレビューを読みながら、それら素敵なアイテムを所有した自分を妄想しつつ、大きな憧れと小さな敗北感を募らせながらページを繰り、牛丼をかき込むくらいのことしかできません。そんな年末を過ごしております。

 さて、今回注目したいのはこちらの特集です。

『UOMO』(集英社/1月号)
そばに置いておきたい、服以外のいいモノ。
「幸せになれる買い物」

 本連載の第8回でも軽く触れたのですが、UOMO(ウオモ)は特集タイトルの付け方が非常にうまい。そして、個人的にとても琴線に触れるタイトルが多いので、毎号わりと楽しみにしています。

 さらに同誌は、少ないモノクロページ枠の中ではありますが、週刊誌やビジネス誌っぽいニオイのする、文章中心の特集を掲載している数少ない男性誌でもあります。ちなみに今号では「誰だって失敗するときがくる! だから知っておきたい。謝罪の極意」という企画が掲載されておりまして、なかなか面白く読ませていただいた次第。ただオシャレなだけじゃない、ある種の下世話さやケレン味を感じさせる読み物企画をちゃんとつくり続けるあたりからも、編集・執筆陣の“雑誌愛”を感じてしまうのです。箸休めにも手を抜かない清々しさ、とでも申しましょうか。

●人類普遍のテーマ“幸福追求”について考える

 視点を戻しましょう。「幸せになれる買い物」特集ですが、大きく3部構成になっています。

Part 1 誰もが幸せな気持ちになれる エルメス、魔法の贈り物
Part 2 8名の識者と14の質問が生む、ここだけの名品図鑑。あの人が選んだ服以外の、コレ。
Part 3 アンケート&リサーチで「本当に喜ばれるアイテム」だけを厳選! 最愛の女性に贈る「魂のギフト」。

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