日本の音楽産業、なぜ海外進出が出遅れ?159カ国で読まれるアイドル情報サイトの試み

Business Journal / 2014年1月16日 18時0分

--事務所の許諾を得ているのは心強いですね。日本では著作権など権利関係がシビアになっていますし、必要な要素です。

助野 そうなんです。従って「Tokyo Girls’ Update」は、制作サイドの「代理店」という立場で、アイドルの海外展開に協力します。

--「海外展開」ということですが、情報配信以外にも何かコンテンツはありますか?

助野 もちろんあります。会員になれば、当サイトオリジナルコンテンツを視聴できたり、ユーザー同士の掲示板機能を使える特典があります。月額4ドルのプレミアム会員になると、ファンレターをアイドルに送るサービスも受けることができます。

--ファンレターサービスですか。音楽を売るだけでなく、歌っているアイドルに興味を持ってもらえるようなサービスですね。ちなみに、どんな国の人がウェブサイトを訪問しているのですか?

助野 11月に集計した時点では、159カ国からサイトを訪問してもらっています。世界中のユーザーが見てくれていて、うれしい限りです。

--159カ国ですか。それでは、英語とフランス語と中国語以外の言語にも対応しないといけないですね。

助野 ええ、もちろんです。サイトを訪問するユーザーの動向をさらに分析して、これら以外の言語対応も検討しています。

--ありがとうございました。

 話を聞いてみると「Tokyo Girls’ Update」は、日本のアイドルを海外に単に紹介するだけではなく、アイドル事務所と協力して一人でも多く世界にアピールしていこうという意気込みが感じられた。159カ国のユーザーがサイトを訪問していることから、アイドル文化以外にも、日本の文化を発信する「ハブ」としての役割を担ってくれるようになることを期待したい。アイドル好きな筆者としては、ぜひ日本語にも対応してほしいところだ。
(文=久我吉史)

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