就活、失敗の原因は名刺?活用はマイナス面ばかり、もらう側はただの迷惑

Business Journal / 2014年1月25日 14時0分

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 名刺は、社会人の必須アイテムの一つです。

 名刺には一般的に自分の名前のほか、所属している組織の連絡先、役職なども記してあります。そして、日本においては、初対面の人同士のコミュニケーションは、まず名刺交換から始まります。名刺とは、社会人にとって身分を証明する重要なツールなのです。

 最近、学生でも名刺を所持している人が増えています。特に2008年のリーマンショック以降、その傾向が顕著になっているように思います。

 今回は、企業向けに採用検査の提供や学生向けのキャリア教育を手掛ける、グローイング代表で経営コンサルタントの平井俊宏氏に、学生の名刺事情について聞いてみました。

「名刺は、連絡先の詳細情報が詰まっているビジネスツールで、自分の所属、肩書など、社会においての自分の立場を示すものです。積極的に社会活動を行っている学生が名刺を持つことは意味もあるのでしょうが、一般の学生が名刺をつくっても、就職活動などで使うメリットはありません」(平井氏)

●就活本に書かれている名刺のメリット

 多くの就活本では、学生が名刺を所持することのメリット・デメリットについて書かれていますが、採用担当者に名刺を渡すことがプラスに働くことはあまりないでしょう。

 就活本で書かれている、就活時における名刺のメリットは、概ね次の3つに集約されます。

(1)企業訪問時に、社員と名刺を交換できる

 名刺を渡された採用担当者は、やむを得ず名刺交換に応じる場合もありますが、ほかの学生との公平性の観点から、名刺交換を断るケースもあります。また、OB・OG訪問で印象に残すためのツールとして機能する場合もあるでしょうが、選考状況を問い合わせてきたり、面接に進めなかった場合に理由を尋ねてきたりすることを懸念し、名刺交換に応じないケースもあります。

(2)履歴書やエントリーシートと一緒に送ることができる

 一緒に送ること自体に問題はありませんが、プラスに働く要素はありません。

(3)就活に利用しているSNS等のURLを記載して、採用担当者にアピールできる

 SNSの使い方によっては、マイナスアピールになることもあるでしょう。

●就活ではプラスに働くことはない

「学生の名刺に対して“必要はないけれど、背伸びをしてつくっている”という印象を持つ採用担当者は少なくないでしょう。特にサークル活動などの名刺は、そのような印象を抱かせやすいでしょう」(同)

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