ワタミとユニクロ、ブラック企業との批判者に警告文~広がるブラック企業ビジネスの実態

Business Journal / 2014年2月3日 1時0分

(1)ブラック企業から相談を受けると、解決までの時間をいたずらに長引かせる(時間で稼ぐ)
(2)企業との打ち合わせや団体交渉に弁護士1人が出席すれば済むところを、複数人で出席する(頭数で稼ぐ)
(3)1枚でも多く書類を作成する(文書作成費で稼ぐ)
(4)無理な主張でも、無理に訴訟を起こさせる(訴訟費用で稼ぐ)
(5)社員に対する経営者の敵愾心をあおって、問題を大きくしたがる(報酬全体を増額させる)

 企業の代理人で豊富な実績を持つ、労務問題に強い弁護士は「労務トラブルは、おおかた金銭で決着がつく。企業側はさっさと払うものを払って決着したほうが、弁護士費用を含めて最小限のコストで済む」と説明するが、それでは弁護士にとって美味しい案件にはならないのだ。

 こうした“ブラック弁護士”増加の背景について今野氏は、「弁護士が稼げなくなったからブラック化したというよりも、職業倫理を失って儲け主義に走る風潮が強くなったことが背景にある。良識派の弁護士が音頭をとって、弁護士会で改善に取り組んでほしい」と語る。

 ブラック企業やブラック弁護士の被害に遭わないために重要なことは、そうした企業への入社を回避することである。よって、就職・転職活動においては、可能な限り希望企業の情報収集に努めることが望ましい。
(文=編集部)

【ご参考】
「ブラック企業の見分け方」
今野氏と人材コンサルタント・常見陽平氏、法政大学キャリアデザイン学部教授・上西充子氏が大学生向けに作成した

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