都知事選「殿の大逆転」はあるか?細川元総理インタビュー「原発ゼロは経済を成長させる」

Business Journal / 2014年2月4日 1時0分

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 殿=細川護煕元総理(76)、閣下=田母神俊雄元航空幕僚長(65)、ナイフコレクターであることを元妻に暴露された舛添要一元厚労相(65)、サラ金対応で名を上げた宇都宮健児元日弁連会長(67)といった候補者らに、変人=小泉純一郎元総理(73)も絡み、役者の揃った感のある東京都知事選挙(2月9日投開票)。投票日まで1週間を切ったが、あまり盛り上がりを感じないのはなぜなのか。

 その理由についての分析は散々なされているので、ここでは割愛する。しかし、細川元総理の出馬準備が遅れたことなどにより、告示前に候補者の肉声が伝わらず、有権者にとって消去法で投票先を選ぶとしても、判断の材料が少ないことは否定できないだろう。

 1月31日発売の「フライデー」(講談社/2月7日号)に細川候補への単独インタビュー記事が掲載されている(『安倍さんではこの国はもたない 都知事選はこれからが本番』)。インタビュアーは筆者が担当したので、今回はページの都合上、割愛した部分を中心に掲載したい。

 筆者が今回、細川候補にインタビューしたのは、筆者自身は原発輸出に賛成しているからだ。日本は当面、原発を使い続けなくてはならず、原発即ゼロを訴えることで人材育成が後退する可能性がある。その時に、安全性は担保されるのか。また、将来的に世界の原発市場は200兆円市場になると見込まれており、ロシア、韓国、中国の企業が激しく主導権争いを繰り広げる中、日本は指をくわえたまま見ていていいのか。
 
 一方、2011年の東京電力福島第一原発事故でいまだ苦しむ被災地の高齢者の窮状は解決されず、子どもを持つ母親たちの不安も解消されていない。そんな思いから1月29日午前、筆者は細川候補のインタビューに臨んだ。

--選挙戦の手応えはどう感じているのか?
 
細川護煕元総理(以下、細川) 確かにスタートは遅れたけれども、細川コールをしていただいたり、握手に飛んできていだいたり、非常に手応えを感じている。劣勢と報じられたりもしていますが、私と小泉さんの実感は違う。小泉さんは「郵政の時よりもすごい、と。私もしばらく選挙から遠ざかっていましたが、日本新党の時もこんな感じではなかったかと思います。ただ、今の選挙はインターネットの影響力も大きい。私も小泉さんもネットのことはよくわからなかったりするので、そのあたりがどの程度、投票に影響するのか実際、疑問です。

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