上場企業、今年「トップ人事の年」に~迷走・引責辞任組、自動車業界注目の人事も

Business Journal / 2014年2月28日 1時0分

 批判を覚悟で岩田社長が続投に前向きなのは、後継者がいないためとみられている。空前のヒットとなったゲーム『スーパーマリオ』の生みの親である宮本茂専務が有力だが、経営者として手腕は未知数。昨年9月にオーナーの山内溥・前社長が亡くなり、山内氏が保有していた任天堂株式を親族は任天堂に売却した。これにより山内家はもはやオーナーではないというのも、岩田社長が強気でいられるもう1つの理由とされている。

 ゼネコン業界では、鹿島の中村満義社長が6月で就任9年目を迎える。昨年4月に日本建設業連合会(日建連)会長に就任しており、社長を退き、会長に就く可能性がある。会長として財界や社外活動に力を入れるとの見方もある。後任は、ともに創業家出身の渥美直紀副社長と石川洋専務執行役員が濃厚。渥美氏は6代目社長・渥美健夫氏の長男、石川氏は7代目社長・石川六郎氏の長男である。創業家への大政奉還となる。

 大正製薬ホールディングスの上原明社長の在任期間は、持ち株会社になる前の大正製薬時代から数えて32年。後任は、事業会社の大正製薬社長を務める上原氏の長男・茂氏が確実視されている。
(文=編集部)

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