自動車所有、年代・年収別調査、「軽人気」鮮明~20代、年収200万以下では約半数

Business Journal / 2014年3月8日 1時0分

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 来年4月から軽自動車税が増税されることになった。現在、軽自動車の所有者は各自治体に年7200円の軽自動車税を納めているが、政府は2月、この税金を従来の1.5倍に引き上げることなどを盛り込んだ地方税改正案を閣議決定。対象となるのは2015年4月以降に買った新車に限られるが、これにより軽自動車税は年間1万800円にはね上がることになる。

 この増税の背景には、地方を中心とした軽自動車の人気ぶりがある。

 じつは、いま自動車業界の国内販売を支えているのは軽自動車で、昨年の販売台数は過去最高を更新する年間200万台を突破し、自動車全体のシェアの約4割を占めた。日本自動車販売協会連合会などが発表した2013年の「車名別新車販売ランキング」でも、1位と2位はトヨタの小型ハイブリッド車に譲ったものの、以下のとおりトップ10に軽自動車が6車種もランクインしているのだ。

・3位:本田技研工業(ホンダ)「N BOX」
・4位:ダイハツ「ムーヴ」
・5位:スズキ「ワゴンR」
・7位:ダイハツ「ミラ」
・9位:ダイハツ「タント」
・10位:スズキ「アルト」

 さらに、経営コンサルティング会社・リブ・コンサルティングが自動車を所有している1万1507人を対象に実施したアンケート調査の結果をみても、軽自動車がいかに人気かがよくわかる。

 調査によれば、まず年収別に持っている車種を聞いたところ、1000万円以上ではセダンやミニバンが人気で、軽自動車に乗っている人は全体の12%にとどまった。ところが年収がそれ以下になると軽自動車の保有率が上昇。「200万円未満」「200~400万円」「400~600万円」の人の場合、ミニバン、コンパクトカー、ステーションワゴン、セダン、SUVなどの車種を抑えて軽自動車が人気トップで、特に年収200万円未満では46%とダントツなのである。

 さらに、年代別調査でも軽自動車は人気で、「20~29歳」から「60~69歳」までの5世代のうち、すべての年代で保有率がトップ。20代にいたっては42%が軽自動車、25%がコンパクトカーに乗っていると回答、じつに約7割が“小さめの”自動車に乗っているという。加えて、軽自動車に乗り換える人は年々増加傾向にあり、購入者の年次ごとの割合をみると、「8年以上前」に買った人が40%なのに対して、「3年以内」は50%、「2年以内」は51%、「1年以内」は55%と徐々に増えている様子がうかがえる。

●増税が軽自動車に冷水を浴びせる懸念も

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