渡部建、復帰は絶望的…なぜここまで強い拒絶反応?狩野英孝や原田龍二との決定的な違い

Business Journal / 2021年1月23日 4時50分

 謝罪会見が遅すぎた感もあるが、その会見で包み隠さずに質問に答えて謝罪をしていれば、救いの手を差し伸べられたかもしれない。だが、芸人であることを忘れたかのような逃げ腰の姿勢の会見内容には、テレビマンたちからも呆れた声があがっている。

「一番情けなかったのは、まるで文化人であるかのような会見の内容でした。保身に走るばかりで、笑いのひとつも取ろうとしない。極端にいえば、芸人さんだから、という世間の寛大な目がある中で、素直に謝って、今後の復帰を見越した種を撒くことはできたはずです。実際に、狩野英孝や三遊亭円楽、原田龍二、前園真聖など、スキャンダルを経て以前よりも株を上げた芸能人も少なくありません。

 そういう意味で、“芸人なのに笑えない”という、テレビ的にもっとも使いづらい存在になってしまいました。中途半端な嫌われ者は、一番使えないんです。情報番組での復帰はリスクが伴うので、バラエティで復帰させる選択肢しかないですが、今の状態だと使いたいというプロデューサーはまずいないはず。何より、スポンサーが間違いなく拒絶反応を起こすため、現場の裁量だけでは難しいでしょう」(同)

 記者会見に関しては、所属事務所との調整や段取りもものをいう。先の謝罪会見について、渡部サイドと事務所でもっとすり合わせをすべきだったという声もあるが、それよりも事務所の対応に同情の声のほうが大きいという。

「人力舎は牧歌的な雰囲気があり、芸能界には珍しい“ゆるさ”が残る事務所。そんな会社ですから、過去にここまで大きなスキャンダルは経験してなかったんです。要はメディアとの駆け引きや牽制といった“キツい仕事”を経験している人間が少ないんです。それだけに、対応や判断が難しかったという面はあるでしょう。知名度と比較して社員の数も多くないですし、玉川大社長には同情しています。同業者はそれをわかっているからこそ、矛先が事務所まで向かなかったんだと思いますよ」(芸能事務所幹部)

 渡部はまさに八方塞がりという状況だが、気になる復帰について「現段階では不可能に近い」というのは、大手広告代理店のタレントキャスティング担当者だ。

「渡部さんの支持層は、主に30~50代の主婦層でした。この層にとって、不倫と多目的トイレ使用というダブルパンチは、タレントとしての価値を地に落とすスキャンダルだったといえます。奥さんの知名度も高いため、“あんなに美人な奥さんがいるのに”、と世間の女性に結果的に強い不信感を与えてしまうことになりました。要はタレントイメージとスキャンダルの内容のギャップが大きすぎたということです。

 実は昨年末に、某テレビ局から『渡部の復帰の可能性をリサーチしてほしい』という依頼があり、スポンサーにも問い合わせたのですが、強い難色を示していました。正直、薬物使用や逮捕案件ですら、ここまで印象が悪くなるということはありません。渡部さんは、それらの逆境を跳ね除けるような強いタレントパワーを持っているわけではないので、少なくともCM出演や企業案件での起用は絶望的だと思います」

 渡部が大きすぎた不貞の代償を悔いる日々は、まだまだ続きそうだ。
(文=編集部)

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