水谷豊、寺脇康文、高樹沙耶が共演NGになったワケ…『相棒』と『刑事貴族』の因縁とは

Business Journal / 2021年2月6日 5時10分

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 出演者、関係者に不幸な出来事や、不祥事などが⽴て続けに起こる映画やテレビドラマを「呪われた作品」などと呼ぶことがある。「呪われた」とはなんとも不謹慎な物言いだが、そうでも呼ばない限り、その作品に降りかかった「負の連鎖」を説明できないような、そうした作品というものが存在するのだ。このシリーズでは、そうした不幸、悲しみが連続した作品たちを取り上げてみたい。

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水谷豊が舘ひろし、郷ひろみのあとを継いだ刑事ドラマ

 68歳の現在も『相棒』season19(テレビ朝日系)に出演中の水谷豊は、『相棒』以前に、出演者に“不幸の連鎖”が続いた作品に主演していた過去がある。

『刑事貴族』は、1990年4月13日から1992年12月25日まで、日本テレビ系の毎週金曜20時から放送された刑事ドラマシリーズ3部作である。シリーズは一貫して警視庁「代官署」の刑事課を舞台にした内容で、第1作『刑事貴族』(以下、便宜上『刑事貴族1』)は、舘ひろし、黒木瞳、布施博、布川敏和、地井武男らが刑事を演じ、その上司役で松方弘樹が出演していた。

『刑事貴族1』は一定の視聴率を稼いでいたが、主役の舘が、所属先(当時)の石原プロが制作する新番組『代表取締役刑事』(テレビ朝日系)に同じく刑事役で出演することになり、開始4カ月で降板が決まる。そこで、制作者側は、主人公を殉職させ、翌週から同等の力量を持った後任刑事を赴任させるというという異例の措置を取った。舘ひろしに代わる『刑事貴族1』の新しい主演俳優は、郷ひろみだった。

 その後、本業が歌手である郷は半年程度で降板。それでもシリーズは終わらず、1991年4月よりタイトルを『刑事貴族2』と改め、舞台、設定はそのままに新たな主役を迎える。3代目の主人公を演じた俳優こそ水谷豊だった。『刑事貴族2』は、番組としてようやく安定し、以後1年間にわたって放送された。さらに1992年4月からは、一部出演者の入れ替えの上で『刑事貴族3』と改題され半年間続いた。

『刑事貴族2』『刑事貴族3』──本稿で取り上げたいのは、この2作品だ。

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『刑事貴族』シリーズは、上述した主役の件以外にも、刑事役俳優の入れ替えがたびたびあった。黒木瞳が『刑事貴族1』の途中で降板、布施博、布川敏和は殉職なり異動なりの設定で『刑事貴族2』には出演せず。一方で、水谷の登場と同時に、同僚刑事役で2人の若手俳優がレギュラー入りしている。

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