本番直前でサトノダイヤモンド陣営に大きすぎる暗雲! 「目標は日本ダービー」が現実味を帯びてきたか......
Business Journal / 2016年4月16日 14時0分

最大級の盛り上がりを見せている今週末の皐月賞(G1)。生涯一度のクラシック三冠に向け、多士済々な素質馬が集結。中でもサトノダイヤモンド、マカヒキ、リオンディーズの「三強」の争いがその中心になることに間違いない。
だが、いよいよレース本番も近付いてきた中、ここにきて「三強」の一角サトノダイヤモンド陣営に"暗雲"が立ち込めている。
前走のきさらぎ賞(G3)でもまったく本気で走っておらず、その"真の実力"は未だ謎のベールに包まれたまま......明らかになっている部分が少ないだけに、正体がどれだけ凄いのかと想像は膨らむばかりだ。
だが一方で、明らかになっていないだけに「不安」も大きいと言わざるを得ないだろう。
もともと、サトノダイヤモンドには「父ディープインパクトの産駒が、皐月賞を勝っていない」ことや、「多数の良血馬を所有する馬主の里見治氏が、未だG1を勝てていない」「初の関東遠征」など、様々な不安要素が語られてきた。
ただ、それでもサトノダイヤモンドが見せた、これまでのパフォーマンスはそんな「常識論」を吹き飛ばしてしまうほど素晴らしいものであり、まさに「データやセオリーなんてものは、圧倒的な実力を秘めた名馬の前では無意味」と言わんばかりの存在感を発揮していたのだ。
しかし、いよいよ皐月賞が迫ってきた最中、まず現場から飛び込んできたのがサトノダイヤモンドの追い切りに対する「不安」だった。
サトノダイヤモンドが前哨戦として戦ったきさらぎ賞(G3)から皐月賞へ直行するローテーションは、1990年のハクタイセイを最後に皐月賞馬が出ていない。どのような調整が施されるか注目が集まっていた。
その上で、サトノダイヤモンドは先週の1週前追い切り、今週の最終追い切り共にラスト1ハロンは11秒台を記録。マスコミ各社の見解は『サトノダイヤモンド超抜!』で一致していたのだが、担当記者からは意外な言葉が出た。
「確かに先週が11.7で今週が軽めでも11.9と一見すると"キレキレ"なんですが、トレセン内でのサトノダイヤモンド評は、あまり良くないようです。サトノダイヤモンドの追い切りは共に極端なしまい重視の追い切りで、中間のタイムがかなり緩んでいます。ライバル馬の関係者も『あんなにダラダラ走ったら、そりゃ最後はいい脚使うよ』と口を揃えていましたね」(競馬記者)
他にも「見栄えがパッとしない」「地味」「目立たない馬」など周りの厩舎関係者からは、あまり明るい声が聞こえてこない。
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