韓国内で「日本大震災待望論」強まる…「日本人をできるだけ多く死なせてください」

Business Journal / 2016年8月6日 6時0分

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 昨今、関東圏で地震が多発していると感じる人が多いようだ。特に7月27日23時47分頃に茨城県北部で発生した、最大震度5弱、マグニチュード5.4の地震は多くの人を一瞬ヒヤッとさせた。

 2011年の東日本大震災、今年の熊本地震に続き、今後も南海トラフ巨大地震や首都直下型地震が発生することが予想され、見えざる恐怖に日本人が怯えるなか、一部韓国人の間には日本で大震災が起こることを心待ちにしている向きもいるという。

 韓国のインターネット掲示板では、7月27日に発生した茨城県北部の地震を受けて、こんなスレッドが立てられた。

「5年前にニュージーランドでM6.3の地震が発生、その2週間後に日本で5弱の地震、さらにその2日後にM9.0の大地震(東日本大震災)が発生した」
「今回は日本で5弱の地震が発生したが、その2週間前にニュージーランドでM6.3の地震が発生していた。これは5年前と同じパターンだ」

 このスレッドには韓国人から「地震が起きることを願っている」「日本人たちをできるだけ多く死なせてください」などと地震を期待する声が多数寄せられる一方、「日本で大地震が起きれば大喜びするなんて……」などと、反省を促す声も多数みられる。

●お互いになくてはならない存在

 こうした日本で大地震が起こることを期待する声は、大多数の韓国人が共有しているものなのであろうか。韓国の大学への留学経験もあり、現地の事情に詳しい週刊誌記者は語る。

「こうした反日感情は、決して韓国人の世論などではありません。日本人のなかにも過激な反韓的言動を行う人はいますが、それはほんのごく一部であるのと同じです。現在、韓国の失業率は高く、そうした鬱憤をネット上などで反日的言動により晴らしている人がいることは確かですが、それはほんの一部です。特に若い世代ほど、日本人に対するアレルギーは少ない。ですので、多くの韓国人が日本で大地震が起こることを待望しているなどということは、絶対にありません」

 また、米国の大学留学で韓国人とルームシェアしていたという30代男性は語る。

「留学していた大学にはあらゆる国から学生が集まっていましたが、日常で付き合っていて一番価値観を共有できたのは韓国人でした。日本人と韓国人は地理的にも内面的にも近いゆえに反発してしまうという、いってみれば近親憎悪的な反応をしてしまいがちですが、すでに両国は経済的にもお互いの存在抜きでは成り立たなくなっています。そんな強固な関係があるからこそ安心して“ケンカ”ができるという側面を、両国の政治的トップが国内のナショナリズムを掻き立てるために悪用しているようにも思えます」

 前述した韓国ネット掲示板を知った日本人たちの反応はというと「日本はいつどこに大地震がきてもおかしくない国だから、来ないほうがいい」などと応戦しているが、見方によれば“かわいいケンカ”とも受け取れる。
(文=編集部)

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