今明かされる、大みそかSMAP解散式の全容…情報ダダ漏れの裏事情
Business Journal / 2017年3月30日 20時0分
昨年12月31日、同日をもって解散となったSMAPメンバーによって決行された“慰労会”が、さまざまな物議を醸したことは記憶に新しい。
東京・六本木の高級焼き肉店で、木村拓哉を除く中居正広らメンバー4人と、1996年にグループを脱退した森且行が集結。夜7時から深夜2時過ぎまでSMAPの“最後の晩餐”が行われたと報じられたのだ。ジャニーズに詳しい芸能記者が、経緯を解説する。
「もともとは12月24日付サンケイスポーツが、大晦日に木村拓哉を除く4人で慰労会が行われる予定だと報じたことが始まりです。のちに日刊スポーツが、複数の関係者がこれを強く否定と報じたように、業界のほとんどがサンケイの報道には懐疑的でした。ところが蓋を開けてみれば慰労会は行われ、この様子を『週刊新潮』(新潮社)と『女性セブン』(小学館)だけが報じたのです。2誌とも、正月休みを返上したスケジュールで動いていただけに、スクープを撮れる態勢は整っていました。とはいっても、国民の関心が高いネタだけに、よほど事情に通じた関係筋がいない限り、“画”を撮るのは難しかったはずです」
では、なぜ2誌だけが撮れたのだろうか。
「『セブン』は情報を持っていたわけではなく、単純に個々のSMAPメンバーを張っていたところ、たまたま追いかけたメンバーが六本木の店に入っていったことからわかったようです。しかし、『新潮』だけは昨年から情報を入手しており、店内にはすでに10人以上の記者を張り付かせていました。それだけに『セブン』が来てしまったことは予想外だったようで、『セブン』がメンバーたちに『木村に声をかけたのか?』と直撃してしまったため、やむを得ず1月1日にニュースサイト『デイリー新潮』で記事を配信したのです」(同)
●ネタ元
そこで気になるのは「新潮」の“ネタ元”だが、こんな意外な情報が入ってきた。ある芸能事務所幹部が語る。
「今年9月にSMAP元メンバーとジャニーズ事務所との契約更新があり、そこで中居らは独立する意向だとみられています。そのバックにいるのが、当初移籍する話があった田辺エージェンシーです。田辺傘下の芸能事務所エスダッシュには、慰労会をやった店のプロデュースをしている堺正章が所属しています。一方、報じた『新潮』はあまり一般には知られていませんが、大手芸能事務所のバーニングプロダクションとは良好な関係を築いています。そして『新潮』とバーニングの共通の“敵”としてあげられるのが、昨年スクープを連発した『週刊文春』です。『新潮』は昨年、ライバルである『文春』に大きく水をあけられてしまい、バーニングも“レコード大賞買収疑惑”を『文春』に書かれたことで、ガチで揉めている関係。こうした“文春潰し”でバーニングと『新潮』が共闘した結果が、この特大スクープにつながっているのではとみられています」
スクープの裏には複雑な事情があるようだ。
(文=編集部)
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