相撲・池坊保子議長に「何様なのか」と批判噴出…貴乃花の理事再任を妨害か

Business Journal / 2018年1月7日 21時0分

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 元横綱・日馬富士による暴行問題で、親方として監督責任を問われ、日本相撲協会理事を引責辞任したばかりの伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が2月に実施される理事候補選挙に立候補する。

「同じ伊勢ケ浜一門からは前回落選した高島親方が立候補するので、当選は難しいだろう。前回は貴乃花親方が票を回したから当選できたが、敵対している貴乃花親方の票は、もはや期待できない」(角界関係者)

 4日、日本相撲協会評議員会は貴乃花親方の理事解任決議を承認し、池坊保子議長(元公明党衆院議員)は会見で「報告義務を怠り、忠実義務に違反しただけでなく、明らかに礼を失していた」とその理由を挙げた。

「報告義務を怠ったのは白鵬も同じ。八角理事長など現執行部も同罪ではないのか。現執行部のほうが罪は重い。池坊さんは、『(貴乃花親方が)調査への協力を拒否し続けたことがこの問題をここまで大きくし、長引かせた』と語っているが、とんだ筋違いだ。この発言には角界関係者の間で批判が上がっている。この問題をここまで大きくした最終責任は協会にある。暴行事件発覚以降の池坊さんの一連の発言には、『何様のつもりなのか』『ピントがずれている』などの声も多い」(角界関係者)

 貴乃花親方は2月の理事候補選挙に立候補する資格を有している。6つの一門から候補者が出て、親方全員の投票で10人の理事候補が決まる。当選ラインは9票とされ、10人の理事候補が選出される運びになっている。貴乃花親方が立候補すれば当選確実とみられている。前回は自分以外の2人の候補に票を回したが、そのうちの1人が伊勢ケ浜親方だったことはよく知られている。

 2014年1月に相撲協会は公益財団法人に移行したため、理事選のルールが変わった。協会内の投票結果は、あくまで案であり、それを3月に評議員会が承認するかたちとなる。定款によると、理事の選任は候補者ごとに評議員会出席者の過半数の賛成で決まる。評議員会は池坊議長の下にNHK元会長の海老沢勝二氏、出雲大社宮司の千家尊裕氏、公認会計士の小西彦衛氏、二子山、湊川、大獄の3親方の計7人で構成されている。

「池坊議長と3親方が反対すれば、貴乃花親方は理事にはなれない。池坊議長ならやりかねないと取り沙汰されている。角界には“急進改革派”といわれている貴乃花親方を追放すべしとの厳しい声もある。相撲協会執行部と貴乃花親方の対決が今後も続けば、執行部は次の処分に踏み切らざるを得なくなる。『解任』以上の処分となると『引退勧告』や『懲戒解雇』しかない。もしそうなれば、貴乃花親方は相撲協会に対して地位保全を求める訴訟を起こすだろう。貴乃花親方は自身が描いている改革案を自分の言葉で語るため、できるだけ早く記者会見を開く必要があると言う関係者もいる」

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