玉城デニー沖縄知事誕生、中国の国益に…玉城知事がひた隠す「普天間基地の危険性」

Business Journal / 2018年10月10日 20時0分

「これまでも、翁長さんが沖縄県知事でありながら、日米関係をここまで温めてきたわけですから、玉城さんが引き継いだからといって悪化するということはないでしょう」(同)

 玉城氏の父親が米海兵隊員であったこともあり、沖縄知事選での勝利は米紙ワシントンポストやニューヨークタイムズなどで大きく報じられた。ニューヨークタイムズ(電子版)は、玉城氏の県知事選当選を受け「沖縄の米軍駐留を減らすために」との社説を掲載、「日米両政府は妥協案を見いだすべきだ」として新基地計画の再考を促している。アメリカの世論の受け止め方はどうなのだろうか。

「アメリカの世論というよりも、メディアがどういうふうに誘導したいのかということの表れと私は見ています。ワシントンポストもニューヨークタイムズも、スタンスは反トランプじゃないですか。安倍・トランプ路線でやっているのはダメじゃないかという視点から社説を書くと、そうなるということだと思うんですね。世論といってもですね、アメリカ人のほとんどは、普天間問題なんて知らないですから。ほんの一握りの人たちが意見を言っているだけで、アメリカ国民全員にとっては興味がない話でしょう」(同)

 中国との関係は、どうなっていくのだろうか。

「中国共産党の『人民日報』の傘下に『環球時報』という国際誌があります。そこに、中国は沖縄の領有権も主張できるとする記事が載ったことがあります。尖閣問題で日本が譲歩しないのであれば、沖縄の独立を支援すべきだということが書かれていたわけです。一般の民主主義の新聞が書くのであれば何を書いても勝手ですが、一党独裁で中国を支配している中国共産党傘下の新聞です。それは共産党の承認の下で書かれたものと見なくてはいけない。

 普天間問題がこじれて政府と沖縄が対立するということは、中国にとってはひたすら国益につながることです。だからこそ中国は介入しているのではないかと陰謀論を言う人もいますよね。実際に介入があるのかどうかはわかりませんけど、沖縄の基地問題が解消するというのは、中国にとってはつまらない話です。玉城さんが勝ったというのは、中国からしたら、それはもう“どんどんこじらせろ”と、ほくそ笑んで見ているのかなと思います。

 玉城さんはもともと自由党で小沢一郎さんとの関係は強くて、小沢さんは中国と大変近しい存在ですよね。小沢・玉城ラインで沖縄をかき回せば、これは中国にとっても利益になるでしょう。小沢さんも政治的にいいポジションを取れるので、小沢さんにしても中国にしても、願ってもないところに落ち着いたのかなと思います」(同)

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