作業着専門店「ワークマン」、女性客殺到でブームに…圧巻の高機能&低価格

Business Journal / 2018年11月21日 11時0分

 ワークマンプラスは、女性客の取り込みに成功したことで、一般的に女性客が多いとされる大型商業施設への出店も可能になった。これは大きな収穫といえるだろう。今後は商業施設を中心に出店を進めていく方針だ。現在、3号店の出店が決まっており、埼玉県富士見市にある商業施設「ららぽーと富士見」内に11月22日、「ららぽーと富士見店」を出店する計画だ。また、既存のワークマン店舗にもワークマンプラスをインショップのかたちで展開することも検討しているという。

 ワークマンは、低価格・高機能ウェアの潜在市場規模を4000億円と見積もっている。なかなかの規模となる市場ではあるが、目立った競合もおらず、同社としては積極出店により市場を独占したい考えだ。まずは数年で100店程度を展開し、200億円の売り上げを目指すとしている。

 ワークマンプラスのみならず、本業のワークマン店舗も好調のため、業績は右肩上がりで伸びている。18年3月期の単独決算は、売上高が前期比7.7%増の560億円、純利益は同9.8%増の78億円だった。8期連続で増収増益を達成している。この8年で売上高は約7割増え、純利益は3倍に増えた。直近決算期末(9月末)の店舗数は826店にもなる。なお8割強がフランチャイズ店となっている。

 同社は、近いうちに1000店体制を目指すとしている。まだまだ伸びしろがある既存のワークマン店舗に加え、ワークマンプラスも大きな役割を果たすことになりそうだ。今後の動向に注目したい。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

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