視聴率爆死の『後妻業』、最終回が逆に注目高まる…とっ散らかったエピソードをどう回収?

Business Journal / 2019年3月14日 19時0分

 とはいえ、小夜子と柏木への包囲網がじりじりと狭まっていくような状況で最終回を迎えることから、ネット上では「ようやくおもしろくなってきた」「最後のどんでん返しに期待」「ハッピーエンドになってほしいけど、どうなんだろう」と、最終回を待ち望む声が高まっている。

 第8話には、詐欺師の舟山が本名と住所をバカ正直に結婚相談所に届け出ていたこと(これによって舟山は詐欺師だとバレ、カネも奪い返された)や、殺人の道具とおぼしき練炭や注射器を柏木が会社の経費で落としていたこと(これによって柏木は経理担当者に裏切られた)など、あからさまなツッコミどころも目立った。特に後者については、「そんなもん経費になるわけないだろ」とテレビに向かって突っ込んだ人もいたはず。結婚相談所が練炭や注射器を買ったら、勘定科目はいったい何になるのだろうか。

 そんなことはどうでもいいのだが、このような「そんなわけないだろ」と言いたくなるポイントが増えたのも、いい傾向だ。逆説的なようだが、ストーリーのなかに誰もが指摘したくなるツッコミどころがたくさんあるドラマは、「ネタドラマ」として一定の層に支持され、話題を集めるからだ。このドラマにはそれが足りなかった。木村佳乃と木村多江のドタバタコントばかりが話題になってきたが、最終回は思い切りおバカ路線を突っ走って有終の美を飾ってもらいたい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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