日産・スカイラインの乗り心地が残念だ…もはやBMW3のライバルではなくなった理由

Business Journal / 2019年3月24日 9時0分

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 元会長のカルロス・ゴーンが日産自動車にやって来たのは1999年。それ以前の1990年代といえば、日産を代表する車種であるスカイラインでニューモデルが登場すると、自動車メディアはバブル景気のような賑わいとなり、さまざまな出版物が世に登場してはスカイラインに多くのページを割いたものだ。筆者も自動車メディアに1993年から携わるようになり、幸運にも1993年の9代目R33型スカイラインの登場に立ち会うことができ、以降、最新モデルであるV37型の登場にも立ち会わせもらった。

 サーキットで輝かしい歴史をもち、「羊の皮を被った狼」と呼ばれるスポーツセダンとして人気を博したスカイライン。新型が登場すれば毎回、ライバル車を揃えて走行テストを行った。そうした中ライバルとして真っ先に名前が挙がるのが、BMW3シリーズだ。大人5人が乗れるキャビンスペースを確保し、取り回しの良いコンパクトなボディサイズとフロントエンジン・後輪駆動のレイアウトを活かした高い走行性能を両立した4ドアセダンとして、スカイラインとBMW3シリーズは常にその実力を比較されてきたのだ。

 そして2019年3月、7代目となる新型BMW3シリーズが日本に導入され、試乗会が開催された。筆者はその会場にスカイラインを持ち込み、その実力を比較した。かつてライバルだったBMW3シリーズとスカイライン。最新モデルにおける関係性は、従来のライバル関係と同じなのか、それとも違うのか?

●音声会話だけで車両操作や情報アクセスが可能

 まず、日本市場に導入されたばかりのBMW3シリーズから紹介したい。SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)が全盛という時代でも、BMWで絶対に外すことのできないコアモデルがこの3シリーズだ。その理由は、メルセデス・ベンツCクラスとともに日本市場における販売の中心車種となっているからだ。

 新型BMW3シリーズはまず4グレードが導入され、全車2L直列4気筒ターボエンジンを搭載している。価格は、今年9月発売予定のエントリーグレード320i SEが452万円、1月から販売されている320iスタンダードが523万円、320i Mスポーツが583万円。そしてトップグレードの330i Mスポーツが632万円となっている。320と330は同じエンジンながら、仕様が異なっている。320iは最高出力184ps、最大トルク300Nmという出力に対して、330iは最高出力258ps、最大トルク400Nmというパワフルな仕様となっている。そして今回試乗したのは、トップグレードの330i Mスポーツだ。

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