“カラス不毛の地”大阪に大量の生息地発見!大阪市立長居公園“もぎり取られた枝”の怪奇

Business Journal / 2019年3月31日 20時0分

 中村さんが教えてくれた「ねぐら」は、長居公園から北に20kmほど離れた万博記念公園だった。大阪事情に疎い私でも、それが岡本太郎氏の「太陽の塔」がある地であることくらいは知っている。

 昼の間に愛でたカラスたちを、今度はねぐらでお出迎えできる。最高じゃないか。

 こりゃあもう、行くしかないでしょう。

●閑散としている、大丈夫か?

 新幹線が停まる新大阪駅から、地下鉄と徒歩で40分ほど。大阪の中心地から少し外れた場所にある「大阪市立長居公園」は、とにかく広い。東京ドーム約13個分の敷地の中に、セレッソ大阪のホームスタジアムである「ヤンマースタジアム長居」をはじめとした各種球技場、プールに相撲場、植物園、自然史博物館など、レクリエーション施設をギフトボックス詰め合わせにしたかのような総合公園だった。

 大阪に住む先輩ライターIさんに、長居公園の印象を聞いたところ、「わたしはほとんど行ったことがないけど、友人が近くに住んでいてしょっちゅうジョギングをしているよ」とのこと。

 人が集まるところに、カラスあり。イベント時ともなれば屋台なども出るだろうし、これは期待が持てるぞ~!と鼻息勇ましく、北側のヤンマースタジアムゾーンから乗り込んだのだったが……。一瞬で不安になる。

 閑散としているのだ。人間も鳥も。この日は、年末の12月27日。人間さまは、仕事納めや大掃除で忙しく、公園なんかでのほほんとくつろいでいる場合じゃないのかもしれない。エサが少なきゃ、カラスもいないかも。寒いし風も強いし、日を改めるべきたっだかもと少し悔いたが、とにかく先に進む。このために片道3時間以上もかけてきたんだ。退路は断たれたも同然だ。

 スポーツ施設ゾーンを抜けたところで、「クワァー、クワァー」と2〜3羽のカラスが、追い越していった。耳を澄ますと、その先で聞こえる聞こえる、カラスたちの呼び交わす声が。

声に導かれるままに、足を速めると……

 コンビニ発見。「カラスいる指数」1ポイントUP。その前を、胸元にゼッケンをつけた男の子たちが競って走り抜ける。応援していた女の子に聞くと、神戸にある大学の駅伝サークル主催の大会なのだとか。そちらは駅伝、こちらはカラス観察。お互い「いい試合」ができるといいですね。

●カラス的「いま食べるべき公園グルメ」

フレッシュな若人のご利益か、噴水の手前の植え込みで、ついに私はたどりついたのだ。カラスという天使の戯れるオアシスに! 

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