NGT山口真帆“運営元パワハラ告発”卒業とAKBグループの終焉…アイドル評論家が分析

Business Journal / 2019年4月24日 19時0分

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 NGT48のメンバー山口真帆が、21日に卒業を発表したことが芸能界内外で大きな波紋を呼んでいる。山口は、「アイドルハンター集団」と呼ばれる一味の男から昨年12月に暴行被害を受けた。その男たちが、NGTの一部メンバーと“私的なつながり”があると指摘されていることが、騒動の最大の焦点だ。

 この件について、NGTを運営するAKSは第三者委員会を設置して調査を行った結果、メンバーの事件への関与はなかったとし、一部のファンと私的なつながりが疑われるメンバーについても不問とすると発表した。

 だが、この調査報告を発表する記者会見の最中に、その様子を見ていた山口がツイッターで「なぜ嘘ばかりつくんでしょうか」とつぶやき、運営側を批判したことから、騒動は拡大した。

 被害者である山口を守ろうとしないAKSに対し、世論やファンは厳しい目を向け、芸能界の内部からも批判の声が続出した。そうしたなかAKSは4月11日、NGTについて現行の2チーム体制を解体してひとつにまとめ、再出発すると発表した。だが、目先を変えるだけで問題の解決を図ったとはいえない決定に対し、かえって非難の声は高まった。

 このとき、『山口百恵→AKB48ア・イ・ド・ル論』(宝島社)などの著者でアイドル評論家の北川昌弘氏も、「運営側の意図がわからない」と首をかしげた。さらに、山口の処遇について「その山口さんを去らせるようなことがあれば、NGT48は危険な状況になります。運営側は、なんとしても山口さんに残ってもらう努力をしなければなりません。彼女をどう受け止めるかが問われています」と語り、卒業させてはならないとの見解を示していた。

 だが、北川氏の提言とは反対に、21日に行われた公演に姿を見せた山口は卒業を発表した。しかもその際、社長から暴行事件について「不起訴になったので事件じゃない」と説明され、さらに「会社を攻撃する加害者とまで言われています」と明かし、運営サイドに対する不信を暴露。その結果、「何をしても不問なグループで、もうここには、私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」と、卒業を余儀なくされた格好であることを示した。

 前出の北川氏は、AKBグループ終焉の危機だと警鐘を鳴らす。

「運営が事態の収拾に失敗したという印象で、最悪の事態に近いです。一旦、完全に解散して一から出直しのほうが、まだすっきりします。このままでは、地元の自治体やスポンサー企業も撤退するでしょう。

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