なぜ泉ピン子や夏木マリが…東京五輪の“資金団体”、顧問会議人選の怪 女優多数の謎

Business Journal / 2014年6月27日 1時0分

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 2020年の東京五輪・パラリンピック組織委員会に助言する顧問会議のメンバーが決定した。安倍晋三首相が議長を務め、政財界やスポーツ界、芸能界などから170人が選出された。顧問会議は年1回程度開催され、大会運営や選手のサポートなどについて専門的立場から組織委員会に助言する。メンバーは無報酬だ。

 最高顧問には安倍首相のほか、衆参両院議長が就任。それに次ぐ特別顧問(8人)には、日本五輪委員会(JOC)最高顧問の堤義明氏や、経済3団体のトップである榊原定征・日本経団連会長、長谷川閑史・経済同友会代表幹事、三村明夫・日本商工会議所会頭が選ばれた。顧問会議は、五輪の準備や運営を取り仕切る東京五輪・パラリンピック組織委員会の“資金団体”と呼ばれており、資金集めの面で重要な役割を担うため、資金提供が望める各種団体のトップが名を連ねる。

 組織委の森喜朗会長は顧問会議のメンバーの選考について「招致から協力してもらった人を優先し、女性も2割選んだ」と説明しているが、男性の人選が資金集めを意識したものになっているのに対し、女性はバラエティーに富んでいる。五輪招致の最終プレゼンが話題となったフリーアナウンサーの滝川クリステル氏やシドニー五輪金メダリストの高橋尚子氏など、招致活動に携った人々もいる一方、一見すると五輪と関係が薄そうな顔ぶれも目立つ。例えば、女優では泉ピン子氏や草刈民代氏、紺野美沙子氏、夏木マリ氏、俳人の黛まどか氏らが挙げられる。

 女性メンバーとしては女性経営者も起用されている。

 ワーク・ライフバランス社長の小室淑恵氏は、内閣府の男女共同参画会議「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会」委員など、数々の政府委員を歴任している。イー・ウーマン社長の佐々木かをり氏は、2000年にビジネス・ウーマンを支援するイー・ウーマンを設立。内閣府の同会議「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」委員など、多数の公職を歴任。第2次安倍内閣では内閣府規制改革会議委員に任命され「雇用ワーキング・グループ」座長代理を務めている。

【東京五輪・顧問会議の女性メンバー】

●特別顧問
緒方貞子 独立行政法人国際協力機構特別顧問/元国連難民高等弁務官

●顧問
荒木尚子 全国国公立幼稚園長会会長
泉ピン子 女優
伊藤数子 NPO法人STAND代表理事
内海房子 独立行政法人国立女性教育会館理事長
大日方邦子 パラリンピアン(アルペンスキー)
大山とも子 東京都議会2020年東京オリンピック・パラリンピック推進本部委員
翁百合 株式会社日本総合研究所理事
柿沼トミ子 全国地域婦人団体連絡協議会会長
木田真理子 スウェーデン王立バレエ・ダンサー
草刈民代 女優

熊倉純子 東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科教授
小林いずみ 公益社団法人経済同友会幹事
小室淑恵 株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長
紺野美沙子 女優/国連開発計画(UNDP)親善大使
坂本すが 公益社団法人日本看護協会会長
佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長
清水志摩子 NPO法人全国商店街おかみさん会理事長
高橋尚子 公益財団法人日本オリンピック委員会理事/公益財団法人日本陸上競技連盟理事
滝川クリステル 元東京2020オリンピック・パラリンピック招致“Cool Tokyo”アンバサダー
武田美保 スポーツ/教育コメンテーター
東明有美 公益財団法人日本サッカー協会(JFA)在海外国際委員/アジアサッカー連盟(AFC)社会貢献委員
遠山敦子 公益財団法人パナソニック教育財団理事長/公益財団法人トヨタ財団
理事長/元文部科学大臣
中川順子 一般社団法人日本経済団体連合会女性の活躍推進委員会企画部会部会長/野村ホールディングス株式会社執行役員
長島美保子 公益社団法人全国栄養士協議会会長
夏木マリ 歌手/俳優
西崎光子 東京都議会2020年東京オリンピック・パラリンピック推進本部委員
林文子 横浜市長
松原亘子 公益財団法人21世紀職業財団名誉会長
馬渕明子 独立行政法人国立美術館理事長
黛まどか 俳人
三屋裕子 バレーボールロス五輪銅メダリスト/公益財団法人日本体育協会スポーツ少年団副本部長/筑波スポーツ科学研究所副所長
宮田慶子 新国立劇場演劇芸術監督
山崎登美子 全国商工会議所女性会連合会会長

(文=編集部)

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