面接の練習どうやる?模擬面接や就活セミナーを活用してみよう!

キャリマガ / 2017年10月19日 12時3分

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就活に備えて、面接試験の練習もしておきたい!でも、そもそも面接の練習方法がよくわからない!という就活生もいるのではないでしょうか。そこで、この記事では実践的な模擬面接の方法や、セミナーの利用方法についてご紹介します。

1人で面接の練習をする方法とは

就職活動の面接の練習をする際は、「模擬面接」と呼ばれる方法で誰かに面接官役をやってもらうのが一般的ですが、就活の忙しい最中に面接官役を探して都合を調整するというのも難しい場合があるでしょう。
そんな時は、自分1人でもできる面接の練習法を試してみてください。

1人模擬面接の方法とポイント

まず、面接場所は自宅の自室をおすすめします。
面接練習をするに当たって、後述しますが、全身鏡やイスなどの備品も用いることもあります。さらに自室なら、他人の目も気にせず、表情の練習などもできます。1人用カラオケボックスでも鏡やイスはありますが、入退室の練習をする際に、他の利用客から見られる可能性が高いため、他者の視線を気にする方にはおすすめできません。

また、1人で模擬面接を行う場合、自分自身で面接官と受験者の1人2役をこなす必要があります。この時注意してほしいのは、「すべて声に出して行う」ことです。1人でやってるんだし…と、手を抜いて面接官の文章を黙読してしまう人も多いようですが、それでは不十分です。面接官からの質問の文章も声に出して読むことで、面接官の立場になることができます。すると、なぜ面接官がこの質問をしているのか、質問の意図に気づくことができ、質問が終わってから回答するまでの間も図ることができます。

よって、次の手順で1人模擬面接をすすめていくと良いでしょう。

  1. 入室する(「失礼いたします」と言ってから入室し、一礼する)
    ※本番では、ノックを3回してから、面接官の「どうぞ」「お入りください」などの声を待って入室する。
  2. 面接官として質問
  3. 受験者として回答
    (2~3については、頻出質問を中心に質問項目をいくつか用意しておきましょう。)
  4. 退室する(「失礼いたしました」と言ってから一礼し、退室する)

1人模擬面接の注意点

1人で模擬面接を行う場合、質問から回答までの一連の流れをつかむためにも、最初から回答を暗記するのではなく、紙などに書き出したものを読むだけでOKです。
回答内容が頭に入ってきたら、今度はイスの前に全身鏡(なければ顔が映るサイズでも可)を置いて、今度は紙を見ずに答える練習をしましょう。鏡を見ながら行うことによって、回答時の自分の表情もチェックできます。
自分では笑顔のつもりが、実は顔が引きつっていた、思っていたよりもヘラヘラしながら答えていた、時間とともに姿勢が崩れていた…など、思わぬ発見をすることもあります。1人だからと言って気を抜かず、できるだけ本番のような緊張感を持ってやりましょう。

誰かと対面で面接練習をする方法とは

前述した方法で1人でも面接の練習はできますが、やはり誰か面接官役を立てておこなうほうが緊張感も高まり、より本番さながらの練習が出来ます。
では、面接官役をしてくれる人をどこで見つければよいのかですが、主に下記2箇所で探すことができます。

1.大学のキャリアセンター
2.最寄のハローワーク

キャリアセンターは敷居が高くて行ったことがないという学生も多いようですが、実は就職のことで悩んだら、最初に駆け込むべき場所です。
多くのキャリアセンターでは求人の紹介、学生の就職相談に加えて、模擬面接を行っています(大学によっては外部に委託しているところもあります)。

ちなみに、友人や家族に頼むという方法もありますが、あまりおすすめできません。どうしてもお互いに照れが出て、本番を想定した面接練習がしにくいからですが、友人や家族とも割り切って練習できるという人は、その限りではありません。

また、上記に加えて外部の就職セミナーに参加するという方法もありますが、それについては後述します。

では、対人で模擬面接をする際の方法・ポイントに加え、注意点についてご紹介します。

対人模擬面接の方法とポイント

まず、模擬面接は受けたいと思ったその時に受けられるものではありません。
面接官役の職員がいつでも対応できるわけではなく、また他の学生も利用しているからです。そのため、大学のキャリアセンターにしろ、ハローワークにしろ、「相談・予約」が必須です。練習したい日時について、いくつか候補日を挙げて、模擬面接の予約を行いましょう。

模擬面接の当日は、基本的にスーツで参加します。ただし、キャリアセンターでの模擬面接の場合、私服でもOKというところもありますので、事前に確認しましょう。

面接官役の人から、事前に本番の面接が個人面接なのか、それとも集団面接なのかなど詳細について確認されるでしょう。わかっている範囲で面接官役に伝えることで、本番に近い形での模擬面接を受けることができます。

対人模擬面接の流れ

  1. 面接形式、履歴書について面接官役が確認
  2. 3回ノックして、面接官役が「どうぞ」と言ったら入室する(「失礼いたします」と言ってから一礼する)
  3. 面接官から質問
  4. 回答する
  5. 面接官が面接の終了を伝える
  6. 「本日は、ありがとうございました」と言い、一礼する
  7. 出入口で「失礼いたしました」と言ってから一礼する
  8. 再度入室し、面接官役から面接のフィードバックを受ける

大切なのは、面接終了後です。キャリアセンターでもハローワークでも、練習後にフィードバックがあり、あなたが面接を受けている中で良かった点、改善が必要な点について、面接官役から意見をもらうことができます。
自分では気がつかなかった話す時のクセ、採用側から見た問題点などについて事前に知っておけば、対策して改善することができます。

1度で満足する学生もいるようですが、模擬面接は回数をこなせばこなすほど、多くの人からの意見をもらうことができ、また自分の面接経験値も上がっていきます。
変にこなれる必要はありませんが、より多くの人に面接してもらうことで、どのようなタイプの面接官にでも対応できるようになるでしょう。早めに動き、できるだけ多く模擬面接をこなすことをおすすめします。

面接対策もできる就活セミナーとは?

<就活セミナーって何?>

就活セミナーという言葉をきいたことがありますか?
就活セミナーとは、就職エージェントなどが開催する、就活に役立つ知識・スキルを学ぶことができるイベントです。就活セミナーに参加する目的は、就活に有利な情報をいち早く獲得することによって、応募書類の作成、面接などに役立てることですが、セミナーの種類によって多少特徴が異なるため、自分の目的に応じてうまく使い分けてみましょう。

(1)業界研究セミナー
業界の現状や求める人材などに学ぶことができる。業界ごとに行われる。
【例:ダイヤモンド 業界研究セミナー】

(2)企業セミナー
企業が主催する、その企業に特化したセミナー。企業の最新情報を獲得できる。また、社員との関わりも持つことができる。
【各企業が独自に行っている。ただし、すべての企業が企業セミナーを開催しているわけではないため、自分の志望する企業がセミナーを行っているのか、要確認】

(3)合同セミナー
複数の企業が合同で行う。規模が大きいと100社以上の企業が集まることも。
【例:就職博】

4)就活スキルセミナー
面接、エントリーシートの書き方、履歴書の書き方など、就活で求められるスキルについての講習が受けられる。
【例:日経就職サクセスセミナー】

<就活セミナーは無料?有料?>
就活セミナー単体で行われることは珍しく、(1)と(3)のケースでは合同企業説明会(合説)の一角で、セミナーが行われているか、もしくは説明会終了後に予約していた学生のみが別室で受講できます。この(1)と(3)のように、大手就職エージェントが行う就活セミナーの場合は、すべて無料にて受講することができます。
ただし、(4)のような一部のセミナーは有料のものもあり、金額は1回の参加につき1,000円から10,000円とピンからキリまであります。高ければ高いほど価値があるというわけではありませんから、1度無料のセミナーに参加して、それから有料のセミナーについて検討することをおすすめします。

<どうやってセミナーを見つけたらいい?>
リクナビやマイナビなどの就職サイトに登録していると、登録メールアドレスに(1)(3)(4)のセミナー開催の通知があります。
しかし、(2)のような企業セミナーは、企業の公式webサイトや、企業の公式twitterアカウントで告知されることがあります。そのため、就職サイトをこまめにチェックしたり、興味のある企業のwebサイトを定期的にチェック、さらにSNSのアカウントがあれば、それをフォローすることによって、セミナーを見つけることができます。

<就活セミナーの注意点>
(2)や(4)のようなセミナーでは、エントリーシートの書き方や、履歴書作成時のポイント、そして面接練習などが組み込まれています。
ただし、1度のセミナーですべてを網羅するのではなく、この日程では面接について、この日程ではエントリーシートについてなど、開催日がわかれているケースがほとんどです。そのため、模擬面接を希望する場合は、参加する日程に模擬面接が組み込まれているのかどうかを事前によく確認しておく必要があります。

また、開催時期についても1年中行われているものではないため、注意しなければいけません。就活セミナーは基本的に年度が切り替わる前の3月頃に集中しています。
企業合同説明会の開催が始まるのもこの頃ですから、早めの検索・予約が必要です。

面接のために就活セミナーを受けるメリット2つ

就活セミナーに参加することで、履歴書やエントリーシートなどの応募書類が書きやすくなったり、企業の最新情報を知ることができたり、就活生としてはたくさんのメリットがあります。
その中でも、面接対策として就活セミナーを受講することをおすすめします。メリットは大きく分けて2つです。

メリット1:自分以外の受験者の傾向がわかる
企業が行う就活セミナーの場合、その企業を志望している学生が集います。また、企業合同説明会の中に組み込まれている就活セミナーでも、あなたと同じように就活に意欲的に取り組もうとしている学生が集まるのです。
そのため、グループディスカッションなどを通じて、どのような学生がその企業を志望しているのか、また、彼らの志望動機や自己PRの内容を垣間見ることもできるでしょう。
「これはいい!」と思った意見は、自分の中でブラッシュアップさせるなど、面接対策に活かすことが出来ます。
セミナーの中では自己紹介をする形式や、名札をつけて参加する形式があります。
話し合いをする機会のあるセミナーもありますから、そのような場合は積極的に相手の情報を収集しましょう。

メリット2:模擬面接で不安解消
就活生の面接への不安は、「まだやったことのないものに挑む不安」「オトナと対峙することへの不安」「何を聞かれるかわからないことへの不安」など、さまざまでしょう。これらの不安は、就活セミナーでの模擬面接で解消することができます。
セミナーでは、他大学、他学部の就活生とたくさん知り合うことができます。彼らの模擬面接も目にすることができるため、他の受験生も悪戦苦闘していること、1つの質問に対する回答の多様性を知ることができるのです。

ちなみに無料セミナーでも模擬面接をしてもらえる機会はありますが、無料であるが故、多くの就活生が押し寄せ、1人に割かれる時間は有料セミナーよりも短くなってしまいます。有料のセミナーの場合は、実際に本番さながらの面接練習を行い、無料では期待できないような細かな指導をしてもらうことが多いようです。

面接のために就活セミナーをもっと役立てる活用法2つ

就活セミナーを更に面接に役立てるために、以下のことについても注意しましょう。

1.本番で面接官になる社員がいるかも!業界研究セミナーでも気を抜かないこと
先にご紹介したように、就活セミナーといっても、さまざまな種類にわけられます。
その中でも、業界研究セミナーはまだ間口が広く、就活の入り口でもあることから、他のセミナーよりも気が抜けている学生を見かけます。
しかし、面接に役立てたいならここから気を抜いてはいけません。業界セミナーを開催している側の中には、企業の社員も含まれています。面接官になる可能性のある社員が参加している場合もありますから、この時に目に留まるような発言、行動をしておけば、面接時にも有利に働くかもしれません。

2.企業セミナーは面接だと思って臨む
企業の採用担当が行うセミナーについては、もはや本番の面接だと思って参加しましょう。採用担当者と直接話ができるセミナーですから、これをただの「話を聞く機会」に留めてしまっては損です。
そのためにも、採用セミナーに参加する場合は、志望動機や自分のしたい仕事について、前もってある程度固めて、積極的に質問をしにいったり、逆に会話の中でやりたいことやキャリアプランについて聞かれたときに答えられるようにしておきましょう。

面接練習はさまざまな方法を試してみよう

面接対策として、1人でコツコツと練習するのも有効ですが、相手がいる模擬面接での練習も大切です。面接官役をしてくれるキャリアセンターなどの職員・セミナーの面接担当者の声をしっかりと受け止めましょう。受験までの間にさまざまな方法を試して、本番に挑みましょう。

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面接/試験/資格の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

著者:小室直子

臨床発達心理士
中級教育カウンセラー
東北福祉大学大学院修士課程卒業後、専門学校専任講師、大学の非常勤講師として心理学系科目の講義を行うかたわら、のべ200名の就職支援の経験を持つ。

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